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金言654:四十八願さん、各務さん。玉虫さん。
早朝ポタリングで住宅街を走り抜けるときに、読めない表札がときどき気になります。気にすると結構あります。やさしい漢字の組み合わせですが、苗字として読むことができません。たとえば「四十八願」(よいなら)さんとか。
自宅周辺で各務さんが3軒ありますが、今朝の各務さん宅は、表札にフリガナがついていました。「かがみ」さんでした。そこでウェブで検索すると由緒ある家系につながる苗字であることを知りました。フリガナがなければ、ずっとかくむさんと読んでいたことでしょう。
近隣の町には珍しい苗字の戸建て住宅がたくさんあります。これも面白いです。こんな苗字があるのかと驚きます。馴染みのない漢字の組み合わせや、よくある苗字が別の漢字で同じ発音になるように並べてあります。
それから、郊外で、まだ畑が残っている地域では、広大な敷地にぜいたくな平屋の大きな家がぽつんぽつんと建っています。自分なりの経験では、こういう家は珍しい苗字の表札がかかっていることはめったにありません。よくある苗字が多いのは、きっと、ご先祖様が大きく繁栄し、土地と子孫をたくさん遺したからでしょう。子孫がたくさんいれば同じ苗字がどんどん増えますから。たとえば鈴木町の鈴木さんとか。
住宅街で表札を見ながらゆったりとポタリングしていると、ときどき玄関先に繋がれている小型のペット犬に威嚇されます。こういうお宅の表札は記憶に残りません。
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