見出し画像

ため息285:最高の贅沢

近頃ふと考える。最高の贅沢とはなんだろうか。
それは歓楽街で遊ぶ、いや遊ばされることではなく、ただひとり、静かに、たとえば一杯の酒で喉を潤しながら、昔人の書いた本の中の深淵なる時空間に遊ぶことではないのかと。

縁側でごろ寝しながら読書というのが、シンプルにして一番贅沢なのではないのかと思うのである。ベッドではなく、ごろ寝というのがポイントだ。「ごろ寝座布団」がいいかもしれない。

いいなと思ったら応援しよう!

平史理 taira fumitoshi
いただいたサポートはこれからやってくる未知のウイルス感染対策、首都直下型大地震の有事対策費用に充当します。