現場監督からの突然の電話!!!
無事、4棟目の確認申請が下り、杭の深さも想定通りの深さですんだということで安心していました。ところが、建物を建てている間に思わぬトラブルが発生しました。
とうことで
毎度毎度なにか思いもしないことが
起きるなと思っていたんですが、
今回はまた
建築をお願いしている会社の
現場監督のかたから連絡が来ます。
仮にこの方をAさんと名乗ります。
Aさんからの着信です。
ブルブルブルブル、、、
携帯の着信を見た瞬間に
すこしぞわっとしました。
いままで現場監督のかたから
直接連絡が来たことなんて
1度もなかったからです。
大抵、
こういうイレギュラーな連絡があるときは
大抵いい連絡ではありません。
なにかしら問題があった、
トラブルがあった、
判断を仰ぎたい
そんな内容じゃないかなと瞬間で感じ取ります。
電話に出ます。
わたし
「Aさん、お世話になっています。
珍しいですね、急に電話なんて。
どうされました?」
毎回そうですが
平静を装って電話に出るというのが
わたしのスタイルです。
Aさん
「すいません。
昼間のお忙しいところに急に電話になりまして。
少し1件、
まだ対応方法が決まっていないんですけど、
ご相談しなければいけないことがあります。」
ほらきた!!!!!!!
というふうに思いました。
今回はどんなパターンかなと
冷汗をかきながら聞いています。
わたし
「どういった内容でしょうか?」
Aさん
「実は今、3階まで出来上がってきて
コンクリートを打っているのですが、、」
私は一瞬頭の中で
最悪のパターンを想定しました。
最悪のパターン、、、
いわゆる工事が止まるということです。
たとえば資金繰りが厳しい、
予定していた入金が無い、
会社経営がつらいなど、
この建築における
新築RCの最大のリスク。
業者さんが作ってくれない
というのが最大のリスク、
デメリットになりますので、
一瞬もしかして
そのパターンかと思って身構えます。
ところが
Aさん
「今回実はうら側だけが
普通の住宅なのご存じですか。」
わたしは、
えっっ!!!?っと思いました。
確か今回買った土地、
真横はご飯屋さんで
反対側は約8階建てのビルだったと思います。
普通のお家は
無かったんじゃないかなと思いますが、
Aさんは続けます。
Aさん
「実は道路の反対側、隣接している建物が、
裏側が2階の普通のお家になります。
といっても中央区で戸建てですから
かなりグレードは高いと思うんですけど。
今回厄介なのは
そのかたから少し現場に連絡が入りまして。
工事をすること自体は
特に問題無くて進めればよい
という話なんですけど、
実はその裏側の住人のかたが
車をとても大事にしてる方のようで
工事をする上で
どうしても発生するそのチリとかその粉塵が
車のボンネットに
ほこりをかぶるように汚れていると
そういうわけです。
なのでなにかそういったほこりが
たたないような対策をするか
あるいは別のところの駐車場に
一時的に退避させるので
その費用を出してほしいという内容でした。」
なるほど、
とわたしはおもわず唸ります。
そんなケースも考えるのかと思いました。
またもや全く考えていない内容です。
次のお話 →「〇〇」
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