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野球も人生に通ずる 『私が野球から学んだ 人生で最も大切な101のこと』(野村克也)

闘病生活も気がつけば、1年近くになる。いろいろなことを考えてきた。来た道を戻っては、また辿り、迷い子のようにさまよう。

支えてくれる方々、日々に感謝している。昨日読んだ本には「『感謝は健康にいい』ことが明らかにされている」と書いてあった。

愚痴はいくらでもあるが、感謝に変換したいと思う。

さて、本書は愚痴から(笑)ノムさん流だとぼやきになるのかな。

タイトルに「最も」とあれば、最上級な訳だから、101もあったらおかしい(笑)

誤植も多く、残念だった。商業出版であれば、もっとしっかり出版してほしい。

愚痴はこのくらいで、内容はいつもどおり安定のノムさんである。書いていることは似たり寄ったりかもしれないが、そのたびに心に残る言葉がある。

「自分の最大の敵は自分自身」

病気になる前は、感謝の気持ちがあっても言葉に出していなかった。感謝していても、態度では全くわからない素振りをしていた。損ではあるが、性格だと思い込ませようとしていたかもしれない。

病気になって、学ぶことがあることを、少しずつだが実感している。

長い目でみれば、「水は方円の器に随う」という言葉は正しい。環境や条件によって、人はさまざまに変わるということだ。


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