「日本にある台湾」をちょっと渡り歩いてみる
以前にも書いたのだが、私の場合「近くにあるとなかなか行かない」という悪い癖があるのだが、一方で前々から行ってみたかったところもいろいろあるので、公休の日に洗濯などを済ませた後、海老名から特急ロマンスカーで新宿に出て、あちこち回ることにした。
1.洪瑞珍三明治(高田馬場)
新宿に着いたら丸ノ内線と副都心線を乗り継いで西早稲田へ。そこから高田馬場駅方面へ歩いて数分ほどで最初の目的地・洪瑞珍に到着である。
洪瑞珍は5年ほど前に台中に行った際に、夜食用として三明治(サンドウィッチ)を買って食べたことがあるが、確かに前評判通り美味しかった記憶がある。
日本には2023年4月にオープンしており、一応把握はしていたのであるが、何しろ高田馬場へ行く用事がないため、今回は頑張ってやってきた。
「滿漢」(マンハン)というものがあったので1つ買ってみる。店員さんは台湾の人だった。
ここはテイクアウト専門なので食べる場所がない。次の移動先に向かうべく高田馬場の東西線ホームに降りると、次の電車まで5分くらいあり、ベンチも空いていたので、座って食べてみた。
日本に来ている他の台湾チェーン同様、やはり少し味は調整されているようなのだが、甘い台湾マヨネーズはよく合っていて、很好吃である。
2.温禾台湾食堂(淡路町)
東西線と南北線と丸ノ内線を乗り継ぐという、普通の人はこんな乗り換えはやらないだろうというルートを経由しつつ淡路町に到着。A2出口を出るとすぐにお店が見える。ここが2024年1月にオープンした「温禾台湾食堂」である。
入ってみると、まず主菜(何弁当なのか)を選ぶことになり、ショーケースの中からおかずを2品選ぶという、自助餐スタイルの弁当店である。こちらも店員さんは台湾の人だった。
台湾の便當店にはイートインコーナーがある店が多いのだが、この店も2階がイートインコーナーになっているので、ここで食べていくことにした。
揚げたての排骨が載った品物が運ばれてきた。外帶(テイクアウト)だと日本のお弁当のようにご飯と主菜が分かれるようなのだが、內用だと台湾では一般的な「全部載せ」スタイルである。頼めば外帶でも全部載せにしてくれるのかもしれないが。
揚げたてということもあり、很好吃である。
3.誠品生活日本橋(日本橋)
神田からは銀座線で1駅移動して三越前に行くのだが、もちろん行先は三越ではない。三越とは反対側の改札を出るとすぐ「COREDO室町テラス」の入口が見えてくるのだが、この2階に入っているのが「誠品生活日本橋」である。
誠品は一応書店なのであるが、本以外にも食べ物やグッズ、果ては大同電鍋なども扱っている複合店である。日本のTSUTAYAがこの業態を参考にしたといわれているが、どのくらい参考になっているのかどうかは定かではない。
ここでは台湾でよく売られている菓子類などを購入してみた。現地価格の倍以上ではあるが、まあ輸入菓子なので仕方ない。
4.ツクヨミメイドカフェ(秋葉原)
銀座線で末広町に移動し、4回目の「ご帰宅」である。
とはいえ、さっき便當をがっつり食べたばかりなので今日は軽食中心。大根餅ポテトミックス(撮影するの忘れた)をつまみつつ、ゆるゆると過ごす。
今日も店内には華語が飛び交っているが、でもここは台湾だから当然である。何しろ先月中旬に台風7号が来た時の臨時休業では「停班停課」とアナウンスされていたので、もうここは台湾以外の何物でもない(かも知れない)。
夕方の特急ロマンスカーで帰ることにしたので滞在延長と決め、追加で鳳梨蝦球を注文。
揚げたエビにパイナップルが乗っかり、マヨネーズにチョコスプレーまでかかっているのだが、このマヨネーズが甘い台湾マヨネーズなので、これはもうスイーツと思っていたほうが違和感ないかもしれない。スイーツだったらチョコスプレーがかかっているのは当然である。
この日はタイの博覧会から帰ってきたメイドさん、今月中旬で卒業するメイドさんもいたので、いろいろとお話をしつつ、3時間ほど滞在して帰途に就いたのでありました。
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