はじめてのクリームメロンソーダ。
ことの発端は、この前江ノ島に行った時、友人と飲んだクリームメロンソーダがとても美味しくて、ああこれを子供達にも飲ませたいなぁと思ったこと。
小さな頃、デパートの喫茶店で母と飲んだという記憶や、家でコーラフロートを飲んで満足そうな母の顔を覚えていて、わたしにとって、しゅわしゅわにアイスがのっている飲み物、はとっても特別なのだ。
クリームメロンソーダがあると、つい頼んでしまうほど好き。
まず見た目がいい。お風呂の入浴剤かと思うくらいの透き通ったグリーンに、ぽてっと白いバニラアイスが載っている。さくらんぼはのってものってなくてもどちらでもいい。それをスプーンでくずし、しゃりしゃりやふわふわを楽しむ。最後の甘ったるくなったメロンソーダを飲み干すもの、いい。
じゃぁ子供達をつれて喫茶店に行けばいいじゃないか、ファミレスにだってクリームメロンソーダは鎮座している。
でも、乳アレルギーのある娘が外で食べられるクリームメロンソーダはほぼ存在しない。クリームのアイスクリーム部分がほぼ牛乳だからだ。
かといってヴィーガン対応のソイミルクアイスやアーモンドミルクのアイスを出してくれる健康志向なお店で、あんな人工的な飲み物が供されるとは思えない。
そんなことを思っていたら、近所のスーパーでこんな商品を発見した。しかも喫茶のって書いてある!
「なければつくれば作ればいいじゃない」という単純なことに気づいて、おお!と思って買っておいた。
その時は訪れた。娘が、私の撮ったクリームメロンソーダの写真を見て、これおいしそう!と言ったのだ。もともとドリンクバーのメロンソーダ自体は好きだったので当然と言えば当然である。
二人が早帰りした日、二人が「アイス食べちゃダメ?」と聞いてきた。
うやうやしくメロンソーダを出すと目が輝く。
「これに、アイスを入れてクリームメロンソーダにします!」と宣言するとワクワクした目でじーっとみていた。
メキシコのパフェグラスにメロンソーダを注ぐ、娘には買い置きしていた大豆由来原料のハーゲンダッツのバニラアイス、息子にはバンホーテンのバニラアイスを大きなスプーンですくって渡す。
ふたりがそろそろとメロンソーダにそれを浸した瞬間、もこもこと泡が立って「わ、わわぁ!!」と歓声があがった。それをふたりとも何とも美味しそうに食べていた。
アイスメロンソーダ?クリームソーダ最高!などどこか抜けたり足されたり嬉しそうに喋っていた。
そんな彼らが喜んだから、今日はクリームメロンソーダ記念日。
よかった、よかった。
今度はストローも買っておこうね。
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