これからの時代は、フルスタックキャリア一択!IT企業の社長の私が考えるキャリア論。
はじめまして。
ケースワイズコンサルティング株式会社 代表取締役の萩小田(はぎおだ)と申します。
ケースワイズコンサルティングは、コンサルティングチームとシステム開発チームを自社内に持つことで、ワンストップで顧客の業務改善の提案~実現を行えることが強みのIT企業です。
今回、各ポジションで採用を加速していきたいと思っています。
その第1歩として、ケースワイズコンサルティングの経営陣が思う、「こんなキャリアを描けたら最高だよね」を、文章でまとめてみました。
なにか少しでも気づきを得ていただける記事になれることを願って。
1,こんなキャリアが描けたら最高!?フルスタックキャリアとは
これからの時代における最高のキャリアは、「フルスタックキャリア」なのではないか?と思っています。
「フルスタックエンジニア」という言葉を最近よく聞きますが、
エンジニアに限らず、複数の技術分野において、知識・スキルに深い理解を持ちながら活躍できる人になることが大切なのではないかと思っています。
一分野に詳しい「作業者」ではなく、複数分野にまたがって会社とお客様の成功のために判断し、動くことができるフルスタックキャリアを目指してみてはいかがでしょうか?
さて、なぜフルスタックキャリアが望ましいのでしょうか?
話題のChatGPTをはじめ、人間の能力の一部を代替しうるツールが次々と出てくる現代。
ひとつの分野の仕事にとどまり、局所的な判断しかできない「歯車のひとつ」という人材の価値は下がり続けます。
これからの時代を生きるビジネスパーソンには、フルスタックキャリアを歩み、様々な知識や経験をもとに総合的な判断をできることが必要だと思うんです。
結果的に複数分野の深い知識を総動員して判断や行動ができるようになるため、お客様や会社の成功のための最適な解も出すことができますよね。
だからこそ、ケースワイズコンサルティングでは、エンジニアでも、コンサルタントでも、セールスでも、バックオフィスでも、フルスタックになってほしいし、その人材を育てられる会社でありたい。
そう思って、経営を行っています。
2,フルスタックエンジニアとしてのキャリア
エンジニアを例にとって、「フルスタックキャリア」について考えてみたいと思います。
エンジニアはただの作業者にとどまるか、幅広い知識や経験をもとにお客様のパフォーマンスにコミットしながら働くかで、成長幅が大きく異なってくる職種です。
そして、それはどんな会社に入り、どのような形で開発に行うか、で大方決まってきます。
そこで今回は、どんな会社でどんなエンジニアのキャリアが歩めるのかを考えてみたいと思います。
さて、エンジニアになりたい!と思ったら、どんな選択肢があるでしょうか?
大きく分けると、①ユーザー会社に入る②開発会社に入る③ITコンサル会社に入るという3つの選択肢がありますよね。
それぞれの選択肢で、フルスタックになれるのか?という観点で見てみたいと思います。
①ユーザー企業に入る
自社の状況や、開発の背景的事情まで汲んで開発を行える点で、非常に魅力的なキャリアの選択肢の一つだと思います。
エンジニアを自社内に抱えたいという会社が多くなってきていますが、自分の会社が持つプロダクトの開発を行うというのは、大きなやりがいを感じる素晴らしい仕事ですよね。
ただその一方で、一部の会社を除き教育制度が整っていない会社が多い、という肌感覚があります。
そのためユーザーの意向をくみ取って要件定義ができる人材が社内に育っておらず、結局ITコンサル会社に委託する場合が多いです。
「フルスタックキャリアを歩めるか」という観点でこの選択肢を見た場合、一部の会社を除き、IT要件まで作れるエンジニアになるのは難しいかもしれません。
②開発会社に入る
「開発会社に入る」という選択肢は、様々な案件や現場を経験に入り、開発に携わることができるという大きなメリットを享受できる選択肢です。
このメリットがある一方で、大半は、SIerやITコンサルから指示を受けたものを作るビジネスモデルのため、システム設計に関わる機会が一般的に少なくなるという特徴もあります。
自分の考えていることが表現できないことや、下請け的な開発になってしまうことに、物足りなさを感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
発注されたものを完成することにコミットすることになるため、フルスタックキャリアという道からは少し遠のいてしまうイメージがあります。
③ITコンサル会社に入る
上流のシステム設計から関わる会社のため②と比べて説明責任も大きくなりますが、エンジニアでも設計から関わることができますよね。
また、お客様と直接取引をすることになるため、「モノを完成させる」ことにコミットするのではなく、お客様の成功にコミットすることになります。
開発会社では「設計書通りのモノ作り」「時間労働」になってしまいがちなのに比べ、ITコンサル会社に入るとパフォーマンスにコミットする働き方ができると思っています。
お客様の成功を見据えながら、視野を広げて仕事にすることになるため、結果的にフルスタックキャリアに一番近い選択肢だと考えています。
今回は「フルスタックキャリアを歩めるか」という観点で、3つのキャリアを比較して考えてみました。
それぞれ、歩めるキャリアや携われる仕事は異なってくると思います。
いずれにせよ、「どのようなキャリアを歩みたいか」をじっくり考えたうえでキャリア選択ができると、きっとあなたにとって最高のキャリアが歩めるのではないでしょうか?
もし、ご自身のキャリアを思い描いたとき、「ただシステムを作るだけではなく設計という上流工程を行えるフルスタックエンジニアになりたい」と思った方がいらっしゃったら、
ITコンサル会社のエンジニアという選択肢をぜひ頭の片隅に置いて、転職活動を行っていただきたいなと思っています。
3,ケースワイズコンサルティングで叶えられるフルスタックキャリア
先ほどの章では、エンジニアのフルスタックキャリアについてお伝えしました。
まさに弊社は、ITコンサルティング事業を強みとして持っている会社です。
かつ、エンジニアでも、自社のコンサルタントと非常に密に連携を取りながら仕事を進めるため、よりお客様のパフォーマンスにコミットする仕事ができるはずです。
また、エンジニアに限らず、フルスタックキャリアが歩める特徴が弊社にはあります。
ひとつめは、ITコンサルティングサービス事業、システム開発サービス事業、インフラコンサルティングサービス事業、コンサル営業&SES事という4つの事業部があること。
ふたつめは、事業部を率いている弊社の事業部長たちは、フルスタックであり、業界のトップランナーであること。
幅広い事業領域があり、業界のトップランナーである事業部長たちが社内で情報共有や部下育成を行っているので、そこで働くメンバーもフルスタックなキャリアを歩んでいただけることができると思っています。
加えて、希望があれば、どの職種も採用活動や人事、経理にも積極的に関わってもらっています。現場の実業務をITで解決するという能力を得てほしいと願っているからです。
自社の経営に関わることで総合的な視点も得ていただけるのも、弊社でフルスタックキャリアを歩める理由だと思っています。
フルスタックなキャリアを歩みたい!これからの時代に価値を発揮できる個人になりたい!そう思っている方は、一度我々とお話ししてみませんか?
4, 最後に
今回は、「フルスタックキャリア」について語ってみました。
もしこのnoteに共感してくださった方がいらっしゃれば、私のTwitterDMからぜひご連絡いただければと思います。すぐに転職をする/しないに関わらず、カジュアルにお話できれば嬉しいです!
【萩小田のTwitter】
https://twitter.com/hagioda_CWC
業界のトップランナーである事業部長たちや、ケースワイズコンサルティングでの働き方の哲学など、気になった方は今後のnoteで紹介する予定なので、ぜひお楽しみにされてください!
それでは今日のnoteはここまでといたしましょう。
ここまで読んでくださりありがとうございました!