加瀬茉理枝

ピアニスト、ピアノ講師、ロシア語通訳。5歳男児の母。 過去の記事ですが、アドカレに関する記事を除いては自サイトに移動するため非公開としています。

加瀬茉理枝

ピアニスト、ピアノ講師、ロシア語通訳。5歳男児の母。 過去の記事ですが、アドカレに関する記事を除いては自サイトに移動するため非公開としています。

マガジン

  • エンヌラボの小窓から'2021

    初見→撮影1時間チャレンジの記録、その他

  • マリエンバード音楽教室

    私が主宰の「マリエンバード音楽教室」(さいたま市浦和区)のこと

  • Advent Calendar 2020

    25日間フィビヒチャレンジ! チェコの作曲家フィビヒの作品を毎日一曲ずつ弾いています。子供のお昼寝時間に初見→撮影で概ね1時間、毎日のるかそるか微妙なライン。子供の都合で突然更新が止まることがありますが悪しからず。撮影はピアノの端にiPhone直置きです。 (2020/12/25 更新終了しました)

最近の記事

2022/11/6(日)@千葉県船橋市 加瀬茉理枝ピアノリサイタルを開催します

 ものすごくお久しぶりです。  もう2日後に迫っているイベントで恐縮ですが、明後日11月6日、千葉県船橋市(最寄りは西船橋駅)のコンサートサロンALKASさんにてソロリサイタルを開催します。バッハと近現代曲によるプログラム、きっとピアノのいろいろな様相をご覧になれるはず。前売まだ若干数ございます、どうぞよろしくお願いいたします。会場はこちら。↓  前売の販売ページはこちらです。 加瀬茉理枝ピアノリサイタル 2022年11月6日(日)13:30開場/14時開演 会場:コンサ

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      エンヌラボの小窓から'2021#014

      ゲーゼ「3つのアルバムの綴り」より第3番 更新遅くなりました!皆様どうぞ良い週末を。

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        エンヌラボの小窓から'2021#013

         前回に引き続きゲーゼ「3つのアルバムの綴り」より第2番  今日も良い日でありますように!

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          エンヌラボの小窓から'2021#012

           19世紀デンマークの作曲家ニルス・ゲーゼ(ガーデとも)、「3つのアルバムの綴り」より第1番  なかなか更新できずごめんなさい。今週は一月中に収録していたこの「3つのアルバムの綴り」をお送りします。  皆様どうぞ引き続き健康にお気をつけてお過ごしください。それではまた次回!

        マガジン

        • エンヌラボの小窓から'2021
          15本
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        記事

          エンヌラボの小窓から'2021#011

           グリエール「2つの小品」Op.99より第2曲「メロディ」でした。  今回の企画はほとんどの楽譜をIMSLPで探しており、基本的に楽譜通りの演奏を心がけていますが、この曲に関しては恐らくミスプリ(誤植)が何箇所かあるのではないかと思いながら弾いていましたが現時点ではなんともいえません。何か他の版、他の演奏があれば比べてみたいところです。  それでは今日もうがい手洗いヤクルト(脱線しますが皆さんカップdeヤクルトは食べましたか?冬限定のようですがとても美味しいのでコンビニ等で

          エンヌラボの小窓から'2021#011

          エンヌラボの小窓から'2021#010

           皆様こんにちは、2週間ほどマリエンバード関連でお休みをいただきましたエンヌラボですが、今日から首都圏の緊急事態が明けるまではまた細々不定期に更新していこうと思います。  さて本日はこちら:  グリエール作曲 2つの小品Op.99より第1曲「左手のための即興曲」でした。グリエールは帝政ロシア時代のキエフ生まれ、キエフ音楽大学は今日もグリエールの名を冠しています。この曲はタイトルの通り左手のみで奏される曲です。  左手のためのレパートリーというのは、思いつくだけでもブラーム

          エンヌラボの小窓から'2021#010

          マリエンバード音楽教室ができるまで(3)

           こんにちは!さいたま市浦和区木崎小学校近くに今月開設のピアノ教室「マリエンバード音楽教室」です。  などという書き出しでblogやインスタを更新するのにも慣れました加瀬茉理枝です皆様こんにちは。今週もいろいろありまして概ね教室として回る状態にはなりましたのでその記録です。 調律入れました まず調律が入りました。ここ数年はさいたまピアノ工房の渡邉さんにお願いしています。  私は埼玉に本当に知り合いがおらず、千葉で20年以上お願いしていた方に一度お願いしたのですがお越しい

          マリエンバード音楽教室ができるまで(3)

          マリエンバード音楽教室ができるまで(2)

           はじめに:前回のnoteで子供のことをご心配くださった方ありがとうございました、おかげで親も白目になる程元気にしています。noteで続けているエンヌラボもまた不定期更新で再開しようと思っています。  それから、マリエンバード音楽教室はさいたま市浦和区上木崎ですでに始動しています!現在主に土曜日の生徒さんを募集していますのでご興味ある方どうぞお気軽にご連絡ください。詳しくはWebで(真顔)。  さて、このWeb。  ホームページを作り始めて何年、間違いなく20年超え、その間

          マリエンバード音楽教室ができるまで(2)

          マリエンバード音楽教室ができるまで(1)

           ※2/5追記 北浦和/与野エリアに開設のマリエンバード音楽教室Webができました。こちらのリンクからご覧ください!  ここ一年半以上、つまりコロナ前から全然風邪をひかなかった子供(3歳男児)が早朝突然ぱーんと発熱して、その日のうちにかかりつけ医にかかったところ既に熱が下がっており、そのまま平熱、もしかして気のせいだった?という事態金曜の夜。しかしこのような状況のためいつもみたいな動画更新のためのネタ撮りは難しい、せめて週末の間は子供のそばに、ということで2月第1週は初見動

          マリエンバード音楽教室ができるまで(1)

          エンヌラボの小窓から'2021#009

           おはようございます!いつもより約2時間遅れのエンヌラボ(起きられなかった)、今日は1857年パリ生まれの作曲家、セシル・シャミナードによる「スカーフの踊り」(バレエ音楽「カリロエー」より抜粋、シャミナード自身が編曲)でした。この曲、当時世界的に大ヒットしたのだそうな。  私自身、講演等で色々な国のさまざまな作曲家の話をする機会を得ると、かなりの確率でシャミナードの話を折り込んでいる気がします。当時パリ音楽院の作曲科は女性に公式な入学許可を出していなかったのだそうで、彼女の

          エンヌラボの小窓から'2021#009

          エンヌラボの小窓から'2021#008

           マイカパル「2つのラブレター」第2曲でした。よくこんなヘッダー画像あったなあ…  金曜はまた違う曲をお送りします。  私事ですが自宅のピアノ室(この記事に出てくるやつのこと)をレッスンに使うことになり、今まで手近に置いて便利に使っていた棚を片付けたりいろいろしました。ぬいぐるみたちの姿も見えなくなり、子供は寂しがるかもしれない。  片付けの過程で、子供が生まれてすぐの頃書いていたノートを発見して最初から読み、わかってたけど泣いた。将来子供がこれを読むことはあるのか…。

          エンヌラボの小窓から'2021#008

          エンヌラボの小窓から'2021#007

           おはようございます!週の始まり月曜日、寒い日が続きますが、今日からのエンヌラボは「愛」がテーマの1週間です。  今日の曲は、子供向けの作品でその名を知る人も多いであろう、ロシアの作曲家マイカパルの2つのbillets doux…2つのラブレター作品25から第1曲でした。伝えたいこと、迷い、左手のオクターブのトトン、というのは胸の高鳴りかな。  水曜は第2曲をお送りします。  今日の曲はこんな感じですが、留学時代に友人が授業で「ロシアの曲に短調が多いのはなぜか」みたいなこと

          エンヌラボの小窓から'2021#007

          エンヌラボの小窓から'2021#006

           金曜日です!おはようございます。今日は前回に引き続きスウェーデンの作曲家ステンハンマル「3つのピアノ小品」第3曲 "Polska" でした。Polskaっていうくらいだからポーランドでしょ、やっぱりポーランドのリズムっぽいしどことなく旋律もそんな感じするもんね、と調べもせずに弾いたら、例によって20年来の友人ゆうちゃんに「Polskaって北欧の特有のものでありますよね」みたいなことを言われ調べたら本当にあった。Polskaは北欧諸国で見られる踊りで(やはり名前の通りポーラン

          エンヌラボの小窓から'2021#006

          エンヌラボの小窓から'2021#005

           週の真ん中水曜日、背筋伸ばしてシャキーンといきましょう!というわけで本日は前回に引き続きこちら。  ステンハンマルの3つのピアノ小品から第2番でした。衛兵の交代式のような規律、整った動作のようなイメージがぱっと浮かびます。少し民謡風の薫りもあるかもしれない。中間部の3連が4回繰り返されるところは演奏上もっといろいろ変化をつけているつもりだったのだけど撮影内容にはうまく入らず…。(あと珍しく部屋の扉を開けて弾いています。ええ、子供の見守りのため)  それではまたあさって金

          エンヌラボの小窓から'2021#005

          エンヌラボの小窓から'2021#004

           月曜日!まだまだ寒い日が続きますし足取りも重ぉくなりそうで、張り切ってとはいかないかもしれませんが、新しい週を気持ちよく迎えられますように、本日はこちらの曲!  スウェーデンの作曲家、ステンハンマルによる3つのピアノ小品より第1番でした。今週は水曜に第2番、金曜に第3番を掲載予定です。  この曲が作曲されたのは1895年の12月25日、きっと雪に閉ざされそうになっていたでしょうか。薄暗い街頭にオレンジ色の光がぼうっと光り、積もりつつある雪もそれに照らされて…という光景を想

          エンヌラボの小窓から'2021#004

          エンヌラボの小窓から'2021#003

           金曜日!  前回予告の通り今日のテーマは蚊、寒いから暑い時を思い出せるようにというわけでも嫌がらせというわけでもありません!見つけて面白かったので弾いちゃいました。。。笑  まずは例によって私が初見→スピード撮影した動画を。ロシアの作曲家、リャードフの「蚊の踊り」です。  か わ い い  いや、蚊ってもしかして刺さなければかわいい…?かわいくないか。私は蚊に刺されると結構腫れてしまう方なので、そもそも刺して吸血するという憎らしさを忘れることができないわ。  ただ、この

          エンヌラボの小窓から'2021#003