casaメンバーインタビュー:ユースインターン<小枩蛍人>
こんにちは、GROCです。1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。桜前線を追いかけて旅している間に、あっという間に4月になっちゃった!
3月と言えば卒業式、4月と言えば入学式。
今回は、この4月から社会人になるcasaのユースインターン、「こまてぃ」の愛称でお馴染みの小枩蛍人(こまつ・けいと)君に直撃インタビューしてきたよ。
簡単に自己紹介からお願いします!
小枩:自然豊かな神奈川県秦野市出身、小枩蛍人です。大学で教育学を学んでいました。趣味はフットサル、サウナ、ランニングなどで、昨年はフルマラソンを完走しました。今年も参加して自己ベストを更新したいです!
インターンとしてcasaに関わり始めたきっかけは?
小枩:僕は大学で教育学を学んでいて、特に関心を頂いた課題が世界と日本、または日本国内にもある 「教育格差」という問題です。
社会の中に点在している様々な課題が、子供たちの教育の機会を奪っているということを知りました。これからの世界を作っていく子供たち、その為に必要な教育、その課題に真剣に向き合う時間が欲しいなと大学生活が始まった頃からずっと思っていました。
僕は自分で視野が狭い人間だと思っていて、自分の視野を広げるためにも海外に行って知らない場所、人、モノに出会ってみたいという思いが強くありました。でも大学1、2年生の間はコロナ全盛期で全く身動きが取れませんでした。本を読んだりインプットの時間ばかりで、早く行動に移したいという思いだけが強くなっていました。そんな時、大学3年生の終わりにエンピツプロジェクトと出会い、「これだ!」と、フィリピン行きをその場で決断しました。それをきっかけにエンピツプロジェクトそしてcasaメンバーとして関わり始めました。
これまでの活動で印象に残っていることは?
小枩:最初に行ったフィリピンではすべての活動が新鮮でしたが、2度目に渡航したカンボジアの学校に文房具を届けたことは強く印象に残っています。国内の小学校でギフトボックス作りのワークショップから一緒にやり、現地でのコンテンツをゼロから自分たちで考えて実践したこと。何が起こるか分からない見知らぬ環境に備えて準備し、最終的に良い形になったなと思います。企画力もあがった気がする(笑)
現地で難しいなと思ったことはありましたか?
小枩:予想外だったのは子供たちの数、設備や環境の違い。わかってはいたけど、日本の学校と比べて情報量とその情報の正確さの違いなどを改めて感じました。
最終的には臨機応変にその場その場で決めて行動していくことも多かったです。それと子供たちがこの活動のことをどのくらい理解していたのかが気になりました。
実際に文房具を届けた時の気持ちは?
小枩:「物を届ける」という簡単なことが、実際にはこんなに大変なんだなーと思いました。文房具をでっかい段ボールに詰めて空港に持っていって、到着後さらに向こうの車に詰め込んで、空港から村まで何時間も走ってやっと現地に到着。本当に長い道のりだったけど、達成感はありました。
casaに参加して良かったこと。
小枩:自分の力だけではできない事が経験できたことですね。決して1人ではたどり着けないような場所であったり、1人だったら出会えないような人たちに会えたのは、casaに参加して良かったなって思います。
世界の大きな課題に取り組むのは1人じゃなくて、いろんな人とつながって、力合わせないといけないんだな。と改めて感じました。
活動前の自分と比べて変わったことは?
小枩:自分は体力や行動力もあるほうで、なんでも一人で出来ると自負している部分がありましたが、難しい課題であればあるほど人とのつながりや協力が大事なんだと感じました。色々な人と関わると一人でやるよりも物事が進むのはどうしても遅くなってしまいますが、より遠い場所に辿り着くことができます。そのために必要な「人とのつながり」をもっと大切にしていきたなと思うようになりました。
インターンを考えている後輩へメッセージ
小枩:インターンをやってみようか迷っているなら絶対やって!
きっと最終的にはやって良かったと思えるはずだから。
今は何でもネットで調べられるけど、やっぱり現地に行かないとわからないようなことってたくさんあると思います。その場所に行ってそこで初めて知れる情報とかもあるし。だからちょっと勇気がいるかもしれないけど、迷ったらなんでも参加してみたらいいと思います。何が好きで何が得意で何が不得意かっていう自分を知る良い機会になると思います。
casaってどういう場所ですか?
小枩:自分を大きく成長させてくれた場所かなって思っています。普段出会わないような人との関わりのなかで、自分の視野が広がりました。
自分を知るという意味でも大きな学びになった場所ですね。
今後casaでやっていきたいことはありますか?
小枩:社会人になり仕事が始まると、国外に行くのは難しくなると思いますが、casaの活動を広めていくことに力を注ぎたいなって思っています。国内での活動は休日なら出来るので、自分のプレゼンテーションスキルを磨く良い機会にもなるし、広報として多くの人に活動を知ってもらうことに力を入れていきたいです。
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小枩君のインタビューの中で僕が印象に残った言葉があったよ。
「動き出さないとチャンスはつかめない」
リーダーとしても頼もしい小枩君、私たちcasaメンバー一同、これからの君の活躍を応援しています!
今後も一緒に成長していきましょう。
ご卒業おめでとう。そして、これからもまだまだ宜しくね!