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長女の受験準備を伴奏しながらふっと感じた自分自身のこの先への不安
最近は帰国子女枠受験の話題しか書いていないからだろうけど、
「今日のあなたに」の記事が、
◎高校受験
◎中学受験
◎中学入試
◎帰国子女
◎バイリンガル育児
◎バイリンガル教育
などなどと、教育系の項目が軒を連ねております。
これがアルゴリズムというものなのか。
すごいな。と一人感心。
さてさて、長女の高校受験に向けて動いているうちに、
脳が飽和状態になってきている私ですが、
いやいたまだまだ忘れてはならない長男、次女、主人、
そして何より私自身のこと。
無事に合格決まって本帰国準備をして落ち着く頃には、
み〜んな長年暮らしたシンガポール生活に最後のお別れを惜しむ時期になっている頃。
そして新しい生活にワクワクしながらも、
不安と焦りが見え隠れし始める頃になるんだろうな、と…。
--
と、そんな思いを綴るきっかけ。
それは、ここ最近のZOOMミーティングでの出来事でした。
海外在住で同じ思いを持ったコミュニティのメンバーと、
日本企業の方がアイデアを共有する。というミーティングだったのですが、
その話を聞いているうちに、
「あ、私、結構いい歳になっちゃってるんだ…。」
と、改めて気付かされた、というか、知らしめされた。
そんな軽いショックを受けてブルーな気持ちになりました…。
これは海外在住の多くの方に言えると思うのですが、
なんというか、シンガポールにいると全然自分の歳を気にしなくなった。
というか、気にしなくても良くなったというか.. 。
特にシンガポールのお国柄とでも言うのでしょうか、
いろんな人種と文化が共存しているので、
ファッションも、「こうでなきゃいけない!」とか「これが今の流行!」
というのが一辺倒でなく、また、私よりも20歳ぐらい年上の叔母さま達も、まだまだ現役で各々が好きなファッションを楽しんでいらっしゃいます。
と、
話を戻して、
日本に戻って落ち着いた頃に、私、何するんだろう。
という漠然とした不安が込み上げてきたわけで…
そして同時に「海外に住んでいる私」でなくなったら、
私という人間の価値がなくなり、
「単なる仕事のない良い歳したおばちゃん。」
になってしまうのではないかという虚無感。
シンガポールに住んでいるからいろいろと活動しているけれど、
日本に戻ったらそのマジックは消えてしまうんだろうか…。
歴代、ここシンガポールから本帰国した友達が口を揃えていう言葉、
「日本に戻っても40歳越えたら仕事につけない。」
まずハローワークに行っても橋にも棒にも引っかからない。
という現実を突きつけられて、
ズタズタに傷つけられるから行かない方がいい。
というのが、フラッシュバックしてきたわけで…
渡星前に専門職についていても、
歳と共にそのキャリアは薄れてしまうのは当たり前なのだろうか。
結構な有名大を卒業した人でさえ、
日本での再就職に苦戦して心が風邪を引きそうになった人もいました。
そう考えると「歳を取る」というのは、
一度一線を退くと、キャリアとしては無いに等しいものになってしまうのだろうか。と疑問にも思える。
なんだろう、(日本)企業が求めているのは、
若い頃からの忠誠心が何よりも大切で、一度海外に出た人の「out of box」的な発想は邪魔にしかならないのだろうか。
自分の意志で海外へ出た人ならまだしも、
帯同で後ろ髪引かれながら飛び立った人だってたくさんいるわけで、
そんな錚々たる経歴を持ってる方も「若くない。」というだけで対象外になってしまうのか。
それっておかしくない?
自分自身が雇用主だとしたら同じように思うのか…
いや、それはやっぱり違うと思う。
などなどと、
ジレンマを感じた土曜の夜の呟きでした。
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◎2024年度の帰国子女受験を無事に合格へと伴奏した母の奮闘記です。 ◎特に英語に特化した帰国子女受験をされる方にお勧めです💡 精一杯集…
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