バブルティーで学ぶ「諦めたらそこでおしまいなんだよ」
次女7歳はバブルティーが大好き。
お出かけする度になんだかんだと言ってバブルティーをおねだりします。
(バブルティーとは日本でいうタピオカミルクティー。ここシンガポールでは定着した飲み物で、ミルクティーのみでなくバラエティ豊かなフレーバーであちこちで売られています。)
一昨日のお出かけの際にも飲みたいと言うので、いつも買っているチェーン店に行くとなぜかブラックティー(紅茶)のミルクティーの販売がなくなっており、しょうがないので違うお店を利用したら、なんとそこはキオスク販売のみ!?
カウンターの中に人はいるものの、デリバリーオーダーをひたすらこなしていて、こちらへのヘルプは一切なし。
で、そこにはタッチパネルの機械が2台。
は~....
慣れないタッチパネルでのオーダーで、あーでもない、こーでもない、とあくせくしたのに支払いの段階で機会がカードを読まない始末....
隣では後から来たカップルがさっさとオーダーしてるし.....
若干焦る...
現金で払いたい...
流行りのペイなんちゃら機能を持ち合わせない私が 苛立ちと共に諦めかけていたら、
「隣の機械でやり直してみたら?」
と次女、
「あっちのも同じだよ」
と私があしらっているうちに、
なんと次女は隣の機械で、オーダーをこなし支払いの最終画面まで出していた。
え!あなた初めて触るよね、この機械!?
と、そこまで準備してくれたんだったら試すだけ試すか、とカードを挿してみたら、
なんと!
カードを読んだ!!
か、買えた!!!
普段何でも姉や兄にやってもらっていて、自分から意欲的に動かない次女の行動に母ビックリ!
このままだとバブルティーが飲めないかもしれないという危機的状況が彼女を動かしたのなら、人間の食欲はやはり凄まじい。
とにもかくにも無事バブルティーが飲めてご機嫌な次女と歩いて帰りながら、
「諦めたらそこでおしまいなんだよ!」
と常々子供達に言ってるくせに出来てない自分と、
もしかしたら教訓はちゃんと子供に伝わってるのかな。
と喜ばしい2つの思いが相まって、
なんだか複雑な心境でございました。
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