長女との会話で感じた「私なかなか良い関係作れてるんじゃない?」と思えた出来事。
長女13歳、多感な時期に入っております。
性格はまだまだ純粋なものの体つきも変わってきて、パパの前では着替えなくなりました。
冬に一時帰国するときには、毎回家族で貸切露店風呂に入っていたけれど、もうあんな事も出来ないのか....と思うと、娘の成長を嬉しく思う反面、何とも言えない寂しさを感じる母ひとり…
と、先日、そんな長女と二人きりでテレビを見ながらうどんを食べ、チャンネルを変えていると、
お笑い芸人が「分娩室で頑張る妻をロビーで待つ面識のない男2人」の設定でのコントをしている番組にあたり、
かたや "50歳過ぎて初めてパパになる、緊張と浮かれ気味でベラベラ話す男 "と、かたや "3人目の出産なので比較的落ち着いて面倒臭そうだが話しを聞いている男 "とのやり取りのなか、
「え!3人目なんですね!?え〜、それはそれはもう~、お二人はラブラブなんですね〜💗」と、典型的な下ネタとも取れる発言が出た。
それを聞いた長女が「......?」となっているのが容易に見てとれた私。
一体どんな風に反応してどんな質問が飛んでくるのか待ち構えていると、
暫くして、
「ねえ、ママ。
精子と卵子って1回で年齢別の子供が何人もできるの?」
と聞かれ、
「??」
となった私。
「ん...?それって、精子と卵子がくっついたのをキープ出来るかってこと?そのキープしたのを、2年後に使ってもう一人、3年後にもう一人って持ち越せるかってこと?」
「うん、そうそう。」
「いや、それはないな〜。一番最初に卵子に辿り着いた精子の一人勝ちだよね。だからビクトリーの精子以外はみんなバイバーイだよ。
それはそれは壮絶なレースを勝ち抜いて辿りついたナンバーワンがあなたって事よ。凄くない!?ミラクルだよ、ミラクル!!」
と、あなたの存在はビクトリーを勝ち抜いたミラクルな存在なんだと持ち上げていると、
「え!?…
てことは....
あんた達...
3回はヤッてるってことだね!?」(うちは3兄弟です)
といきなりの直球を投げられた 笑
おっと、そう来たか!
と若干面食らったが、
しかし、母はひるまず、
「あのね、百発百中で子供は出来ないのよ。3回なんてもんじゃないくらいヤッちゃってるよ~。ハハハッ!…あ、想像とかしないでね💓」
とサラッと回答。笑
これには長女も、
「.....キモっ....」
と発し終了。笑
学校でも性教育の話しがあったりして、知識としてはあるとは分かっていたが、こんな風にザックリと聞かれるとは思ってもみなかった母。
私自身がそういった性の話しをしたことはないし、もちろん自分の親からも聞かれたこともないから最初はどうしたもんだか戸惑ったけれど、正しい知識を信頼できる人から教えて貰えたり、聞けるって、やっぱり必要なことですよね。
隠したりとぼけたりするから「おかしな事なのかな?」「聞いてはいけない事なんだな」と聞けなくなり、間違った情報を入手して歪んだ性の知識をつけてしまうだと思います。
そう考えたら直球を投げてきた長女への私の性教育は、なかなか上手くいってるんじゃないかな、と嬉しくなる母でございました。