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これから海外へ出るあなたへの(余計かもしれない)アドバイス

「海外に出て世界を知るんだ!」

と息巻く若者の多くには、日本からせっかく出たんだから、海外に出たら日本人とは絶対にツルまない!!、と一匹狼を貫こうとする方も少なくないと思います。

この一貫した「私は日本人と話さない!」という考え方、

目的が『短期間で英語を絶対に身に付けたいから』などの目的がしっかりしていて、違う人種のグループにも一人でガンガン入っていける気合いと、空気を読まない(読めない)性格であれば良いと思うんですが、

きっと滞在中に心が風邪を引いてしまいます…🍂

実際、日本人とツルまない=外国人と一緒にいる。というふうにはなかなかいかないんですよね…

私も20歳の頃は確かにそうでした。

「3ヶ月しかないんだから、日本人とツルんでる時間はない…」

と、アメリカのサンディエゴに語学留学に行っていた若い頃の私は、
いやが上でも英語のみの生活を突き通したがり、日本人との会話もかなり拙い英語でしていたような面倒臭い奴で、日本人コミュニティの中でも相手にされない浮いていた存在でした。
(しかもその頃の私は今より7キロほど太っていてアンパンマンのようでした。)

そんなアメリカ滞在時に唯一、私と同じような意識を持つ女子がいて、その子とは同郷ということで馬が合い友達になったのですが、

その彼女は私とは真逆の『しっとりアジアンビューティー』だったため、日本人コミュニティから離れていても、ちゃんとその存在を受けてくれる外国人がいたので、日本人とツルまなくても成立していたわけです。

アジアンビューティー=外国人の彼氏と主に行動
アンパンマンのような私=どこに行くにも独り

(余談ですが、この彼女は私と同じホストファミリーのうちに滞在していたスイス人の金持ちヤンチャ野郎といい仲になって、たまに、私がどうしても学校に間に合わないから頼み込んで乗せてもらっていた助手席は彼女の指定席でした。)

結局、どの国の人も同じ国籍の人同士ツルむという人間の習性に反発する、同じ志を持った受け手、つまり他国の相手がいない限り、誰からも相手にされないひとりぼっちになる可能性があるから、柔軟な考えをを持って渡航した方がいいんじゃないかなという老婆心…

思い返せば、私もあの頃もっとうまくやれてれば、もっと楽しかったんだろうな~….

そして、長年海外に住む私の知見としては、結局最後に助けてくれるのは同じ国の人なんじゃないかなと思うんです。

生まれ育った習慣や文化、同じ言語を話すって想像以上に根強い。

もちろん、同じ日本人だからと、みんながみんなそうとは言えないですが、
同じ時代に、同じ外国で、下手すれば同じ志を持ってる人に出会えるって、ある意味選ばれて出会えているようなもんじゃないかなと思えて、きっと何かどこかに共通点があるような気がしてなりません。

そして、同じ国の同士と繋がっている利点というのも沢山あって、特に大使館情報や渡航情報は貴重です。

今回コロナ規制の際の日本一時帰国の時は、日本人コミュニティの生の情報にほんとっーーーーーにお世話になりました。

ネットで検索すれば情報は出てくるものの、「今まさに日本にいる」「昨日到着した」「MySOS子供の分はこうする」のようなタイムリーな細かい情報が、ものの数分で手に入る。

これには本当に助かった~🙏🏻🙏🏻🙏🏻

と、ここまで書いていて、同じ者同士が固まる習性があるという似たようなエピソードを思い出しました。

それは長女がまだ1歳くらいの頃の、バリ行きのトランジットでジャカルタ空港の待合室での出来事でした。

その待合室には大きな水槽を隔てて、大きな部屋が2つに別れているような作りになっていたのですが、誰が誘導したわけでもないのに、水槽を隔てた片面にアジア系の人達、その反対側には白人系の人達が座っていたんです。

なんだか異様な感じすらする待合室に入り、アジア人の私と白人の主人と長女はどうしたかと言うと、どっちにも座らず水槽を眺めながらアナウンスを待っていました。

話せば同じ言語かどうか分かりますが、ここではその一歩手前の「見た目」の類似性の法則が働いたんでしょう。

同じ肌の色、同じくらいの背丈、自分と同じような群れの中にいると確かに落ち着きます。
(私もカウンターにアジア人の受付と白人の受付がいたら、アジア人の方に話しかけるし。)

恐らく人間だけではなく、これが生物の自然の摂理なんでしょう。
見た目が同じ人達と一緒にいると落ち着く、というのは確かにありますよね。
これって無意識のうちになせることで、何が悪いとか、どこの国だからってことはないんですよね。

なんだか話がまとまらずに終わってしまいますが…💦

志は高く、『海外を見てみたい!』『海外で自分を試してみたい!』という方々にはどんどんと翔いて輝いて欲しいと願っていますし応援しています。

そこにはきっと思いがけない試練が待ち構え、一人一人にストーリーが生まれて来るはずです。その場面に折れずに、途中でシフトチェンジも出来るフレキシブルでしなやかな思考を持ちながら、世界に飛び立って欲しいと願っています。

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