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Casa Arkadiaを作るに当たって、アイデアやチュートリアルなどは項目ごとに分けてPinterestに保存している。結構な量が溜まっている。

その中でもぜひここで取り入れたかったのが、いちごタワー。

こんなん夢やん

2021年の冬に植木屋さんで買ってきた3株のいちご。それがどんどん伸びて株が増えていく。花も咲いて小さい実が次々と赤くなっていく。味はすごくいい。野性味もある濃い甘酸っぱいいちごの凝縮した味。ただ小さい。親指の爪ぐらいの大きさ。マイクロいちごかよって小ささ。

しかも、赤くなるとすぐに、隣の家にあるユーカリの木から見ている鳥達が私たちよりも先に突きに来る。鳥達といちごの争奪戦である。鳥達が突く、ということは鳥が届く高さにあるから、というわけで。

 このPinterestで見つけたいちごタワーは、それを回避できそうな作り。円筒形のポリタンクに穴を開け、そこに土を詰め、穴の部分にいちごの苗を入れて行く。


 丁度、バイオトイレの液肥を入れておくタンク二つがお役御免になっていた。しっかりしているポリタンクだが、流石に液肥が入っていたので他のものに使うのも憚られる。でも大きな植木鉢と考えれば問題ない。水で洗った後、電鋸で丸く穴を開ける。大きめの靴の踵ぐらいの大きさ。これを18箇所ぐらい。また、上から下まで均等に水が行き渡るように、真ん中に3インチのPVCパイプを入れよう。底にはプラスティックシート(前年夏、まだ天窓がなかった時代に覆っていた黒いシート)をシリコンで貼り付け、パイプ全体に30箇所以上電動ドリルで穴を開けていく。

使用済み元液肥タンク


設置する場所は、畑の一番家に近い側。レンガを一段積んで水捌けよく。

まずポリタンクを乗せ、一番底に砂利、枯れ草と混ぜた土を入れる。中央のPVCパイプを配置したら水捌けが良くなるように砂を混ぜた土を周りにどんどん詰め込んでいく。時折腐葉土や枯葉なども。

タンク内部は枯草の壁を作って砂と土を混ぜたものを詰めて

いちごタワー1号はタンクの内側をまず枯草でカバーしてから中に土を入れてみた。作戦としては、穴に枯草でできたカバー部分にいちごの根っこを植え込んでいくイメージ。
中央の給水パイプは砂利小石を詰め込んで、適度に水が分散できる感じで(確証はない。あくまでも「感じで」)

一番上の部分には、いちごと相性のいいニンニクを交互に植えていく。


いちごタワー1号が根付いた頃、改善策を盛り込みつついちごタワー2号に着手。1号でよくわかったのは(気づけよ)、時間の経過とともに土は下に下がって詰めつめになっていく。完成直後はもうぎゅうぎゅうのつもりだった1号、時間と共にスカスカな部分も出てきた。穴に押し込んだつもりの株もなんだかぽろっと外れちゃったり。

ということで2号。いちごの株を入れる穴を切り込みポケット型に。これが結構手間かかる。電鋸でスリットを入れた箇所をバーナーで炙り、柔らかくなったところで鉄パイプを入れて穴をポケット型に広げる。結構な力と時間がかかる。結局、2号を作るのに三日ぐらいかかってしまった。

ちょっと痛そうでごめんな



1号の中身スカスカの改善として、土を入れるのを何度かに分けて入れることにする。入れるたびに水を撒いて時間をおく。株も入れつつ、土も重ねつつ。

こちらも1番の上の部分にニンニク。

さあ、どうなる、夢のいちごタワー!

2021年12月半ばがこの姿!





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