(元週刊) Casa Arkadia の作り方  〜メキシコで、家を作っています〜

カーサ・アルカディア メキシコのちょっと田舎で家を作っています。 「安全頑丈を第一に、…

(元週刊) Casa Arkadia の作り方  〜メキシコで、家を作っています〜

カーサ・アルカディア メキシコのちょっと田舎で家を作っています。 「安全頑丈を第一に、リサイクルや天然素材も使って、可能な限り自分たちの手で」をモットーに、私達(夫🇲🇽40代、妻🇯🇵50代)と、犬2猫5(!!もう増やせません!)でお送りいたします。

最近の記事

123. 道路を作る

確か私たちは家を作っているはずだ。 道路は作れないし、そんなものは個人で作るものでもなかろう。 家から直近の文明世界(公共交通機関が走る村)までは2.7km、そのうち石畳だったり舗装だったりされているのは 半分程度。集落のある開けた場所まで約300m続く下り坂が特に状態が悪く、先人がパッチのように敷いたアスファルトが剥がれたり壊れたり、むしろその下の岩だらけの地面をえぐり取ってしまうのでタチが悪い。15年ほど前はバスも来ていたっていうんだけど、ちょっと眉唾… 行政はどう

    • 122. 2階客室

       2023年7月、2階客室作りに着手。ようやっと… まずは2022年秋に作りかけのまま体調不良で中断していた北西の部屋のバスルームから片付ける。 私にとってここはちょっとトラウマ的な場所で、その時期に頑張り過ぎてしまったせいで疲労とストレスが原因で膀胱炎になってしまったのだ。その後の坐骨神経痛と並んで人生最大の痛み。しばらくの間この部屋の中には入りたくなかったのが正直なところ。  腰を気遣いながら少しずつセメントと砂を運び上げ、ブロックも一度に2つずつだけ持って上がる。こ

      • 121. 春夏の食卓

         108.「ご飯ご飯」に続いて、またもやご飯ネタ。少しレパートリーやジャンルが広がって参りましたよ(今回ボリューム多めの飯テロ内容につき、空腹時にはご注意ください)。  元々私は料理が苦ではなく、22~3歳の頃は小笠原にリゾートバイトで行った飲み屋さんで「併設の建設会社の寮の飯場を手伝ってほしい」と、30人分の朝昼晩を一人(たまにヘルプ来る)で回したりしていた(本来のバイトは飲み屋さんでお酒作ったり軽いおつまみ作ったり、カウンターでおしゃべり程度。それがさ、飯場にいた板さん

        • 120. 修繕と工作

          はい、またご無沙汰してしまいました 元気にやっておりますよ さて、話は2023年の夏〜秋のこと。 修繕とペンキ塗り Casa Arkadiazのある地域は「夏」(6〜9月)と言うと雨季になる。 一番暑い時期は3〜5月で、通常なら6月初旬からひんやりした雨季となる。 雨季には1日一度程度、ドザッと雷雨があり、降雨量もなかなかのもの。 雨季が始まってすぐ、少し雨漏りしているのに気づいた。 明かり取りの天窓はポリカーボナイトで出来ているのだが、それを鉄枠に取り付けている穴からピタ