52. 風呂場を作る 3
宙に浮いていたシャワーの配水パイプを埋め、レバーや蛇口をつけた壁が出来上がりましたよ。
しかし湯船&シャワースペースとなるトテの加工に入らねば、いつまで経ってもシャワー使えません。
↑ここはできた!
クマ夫さんの提案で、トテ本体とアルミのケージの間に緩衝材が何かを敷いて、保温できる様にしようよ、と。そこで、一度その間に食器などを包むふわっとしたシート(なんていうの??)を二枚重ねで敷いてみた。だけど底面部分がうまくケージに収まらずちょっと意味がないよね、ということになり却下。何か妙案が降りてくるのを待ちながら、トテの周囲2面を覆うパーツを作りましょう。
前もって買っておいた再利用パレットで、「最小限の労力と材料で」作っていきますよ。
この頃、パレットを分解すること8枚分、だんだんコツがわかってきました。どこから外していけば、(できるだけ)壊すことなく再利用可能部分が取り出せるか。また、その仕組みと形をうまくいかして再利用できるか。
剥がして切って付け直して。
電動ポリッシャーで一枚一枚軽く磨いて。このすべすべ白木がすごく気持ちいい。このままでいたい。だけど、水回りなので腐ってしまうとか、防虫処置はしてあるけどやはり再利用パレットなので虫はついてるでしょうよ。ニスとペンキは塗らねば。
張り合わせた隙間をきっちり埋めるために発泡ウレタンをぶしゅ〜〜〜っと。これ、楽しい。でも調子に乗ってぶしゅぶしゅやっていると、必要以上に膨れるので勿体無い。ほんのちょっとで良いんだね。隙間がないかどうかの確認は、前の通訳仕事で工場にいたときに治具や機械の整備点検のために「向こう側からライトを当てて光の漏れがないかを目視検査する」技術を習った(盗んだ)ので、ここでも実践。こちら側を暗くし、あちら側の部屋の電気をつける。おおおおおおお。光が入ってこなければよし。どんな経験も無駄になることはないんですね〜
↑反対側から見て、「光漏れなし!ヨシ!」と、心の中の現場猫が言っている
さて、これらをアッセンブルするのですが、リサイクル素材ゆえサイズが合ってない様なもの。測って作ってるのだけど厚みが違うとか真っ直ぐじゃないとかで何度か当てて微調整しないとピッタリ合わない。そのうち、「合わなかったらそれはそれで、がっちり固定させてからまたぶしゅ〜〜〜っとやれば良いじゃないの」と開き直ったり。
結局開き直って、針金でケージに固定させてからドリルで穴開けてネジで数カ所固定、手すり板つけてからもあちこち執拗に固定させて、隙間にぶしゅ〜〜〜。
ほんと、この発泡ウレタン使える。
床面に当たる部分は壁と同じくタイル用の絶対何がなんでも防水のセメントを練り、二重にしたビニール袋に入れたものをケーキのデコレーションの如く絞り出す。何がなんでも防水。
降りてきました、妙案。
壁(シャワーと部屋の壁、その他2面のパレットで作った壁)とトテ&ケージの間を保温性高めるためにどうするか、で悩んでいましたよね、そうでしたよね。
降りてきました、妙案。
要するに埋めりゃいいんです。
シャワーの壁と部屋の壁に接着する部分には隙間に発泡スチロールぼろぼろに崩したものをセメントに混ぜて、ボトボト入れてガッチリ固める。多少ある隙間にはここもまた発泡ウレタン。何がなんでも防水(このフレーズ、気に入ったらしい)
↑雷おこし 的な何かを作っている感じ
半透明のトテとケージの間に何かモゴモゴ見えるでしょ?
なんとか出来たよ、出来たよお風呂場!!あとは壁を塗るだけさ!