113. 夏の終わりから秋にかけて何をしていたかというと
3週にわたりエビちゃん写真集と、それに続けて一週お休みして、さて気づくともうクリスマスやんけ!なんだかんだ言いながら日々の暮らしと家づくりをもそもそとやっておりますが。夏の終わりから秋にかけて、何をしていたかというと。
1. 排水タンクの作業効率化
2. 畑のあれこれ
3. クマ夫は相変わらずのマイペースで石膏ボード取り付け
4. 屋根の一部を開閉式に
とまぁ、サザエさんみたいになってくるのだが。
排水タンクは二種類。 洗濯やキッチン洗い物のグレイウォーターと、バイオトイレ液肥。これの送水システムは完璧だった。だが、それぞれのタンクから吸い上げる部分を、グレイとバイオトイレと、その都度付け替えていたわけで。夜中だったり雨が降っていたりするとそれはもう面倒だし、組み上げるポンプの小さなネジを回して空気を出してという作業を何十回も繰り返しているうちにねじ山がなくなり、こりゃあかん、ということに。
なので清掃のために取り外し可能にはしておくが、でも常時固定にしておきたく、もう1箇所ずつコックを付け直す。
これをすることで、いちいちあっちとこっちの汲み上げパイプを付け直す必要がなくなり、排水時の時間短縮ストレス減少になる。
それと同時に、ねじ山がなくなったポンプもそれと共に昇天してしまったので、新しいポンプを付け替える。おいおい、もう少し長持ちしてくれよ。
ポンプの電源はデフォルトで「ケーブル切りっぱなし」状態なので、電源コンセントをケーブルにつけるところから。
私はこの作業、もう3度目なので割とお手の物。スクリュードライバーでチョチョイと済ませる。
汲み上げパイプ2本にコックを追加し、完了。
使用時には、電源を入れる直前にモーター手前とその先のコックを開ける。これで、出口と入口それぞれが二股に分かれているので、バイオトイレの入り口と出口のコックを開けたら、自然とグレイは繋がっていても、汲み上げもしなければ吐き出しもしない仕組みになる。
なんとなく、電車のポイント切り替えのようだ、と想像していただければわかるかも。
夏の間にあれこれ作っていた畑を片付ける。
カボチャは、なんだか訳がわからない状態になっている。
表面がクリーム色でひょうきんな形の実がなるバターナッツは、今年もほぼ不労所得だったが、ちゃんと苗を植えた割には小さめで数も少ない。それでも畑の端っこでなってくれたのだからありがたい。
お待ちかね、南京カボチャ(っていうの?)は、バターナッツと交配してしまったのか、それとも土の特性なのか知らないけれど、お母さんのカボチャとは似ても似つかないものばかりができた。君たち、どうした?
収穫後、熟成させるために今はまだ軒下に置いてある。年明けごろにでも一つ割ってみるか。
10月、ジャボチカバの樹皮がめりめりと割れて、ペリペリと剥がれ落ち始めた。成長がゆっくりだ、とは聞いていたが、相当ゆっくりだ、ですよこれ。高さは少し伸びてきているようだけど、幹の太さも2年前とたいして変わらない。樹皮が剥がれるということは、内側から成長しているということ。ちょっと期待しつつ、長細い目でみていると、11月に入って幹にぽつぽつと白い小さな花がつき始めた。
ジャボチカバの花が咲いた!!!
だがしかし、そこから1ヶ月あまり、実のようなものはまだついていない。
お〜〜い、大丈夫か〜。
これまでここの畑で3回植えて失敗したハヤトウリ。
クマ夫の実家の中庭で、大して誰も世話していないのにぐんぐん育って、毎年たくさん身をつけているハヤトウリ。簡単だよ、と言っていたのに3回失敗してるんですよね。もうやめ!と思っていたけど、夏の終わりに食べるために買ったものから芽が出ていたのでダメもとで、何も期待せずに植えてみた。以前の3回と同じ場所、同じ環境(学ばないねぇ)。
なのにどうしたことか。 今回の芽の出方は今までと全然違う。
葉の勢いが違う、というのは見ただけでわかる。いや、いいことなんだけどね。
あれよあれよという間にはの数が増え、蔓になる茎?が3本に増え、現在地面から60cmほどにまで伸びて、しっかりと金網を掴み取っている。もうここまでくれば大丈夫、な気がする。
頼むぞ、ハヤトウリ。
6月に「タマリロ」という、トマトのような?果物の種を買ったのだが。
実際、咲いている花はとてもナスに似ているし、2mになるタマリロのように「木」に育つ気配はない。
その後、紫の花からは真っ白な、まさにegg plant、白い卵のような実がなり、えっと、これ、ナスの原種みたいなやつですよね??
タマリロではなく、単に白ナスだった様子。
文句をつけようにも、ねぇ。。。
2階の北東の部屋。
この部屋のテラスからでしか、屋上に上がれない。雨よけの屋根をつけたが、梯子をかける部分だけは開けておいた。で、この2年、どのようなデザイン、仕組みにすれば、開閉式にできるのか、まあ、なんとはなしに気に掛けていたけど、結局業者に頼むことにした。天窓をつけた業者にとってはお手の物。さすがのプロです。6万円ほどで、作業時間2時間で、チャチャっとやってくれた。私たちがうんうんうなって悩んでいたのはなんだったんだ。これの解決策が出てこない、ことが原因で犬も食わない夫婦喧嘩になることもあった。
世の中、お金で解決できることも、少なくない。
任せて安心、プロの仕事。
お隣のホアキンさん宅のユーカリの木が、また枝を伸ばしてうちの壁をサワサワしている。別に何も害はないのだが、ホアキンさんは一年に一度、切らせてくれ、という。ちょっと可哀想な気もするけれど、大風でも吹いてテラスの屋根が損傷するのも嫌だし、ユーカリは驚くほどの成長の速さであっという間に伸びていくので、ロープをかけて引っ張り、その曲がったところをホアキンさんがナタで叩き斬る。
枝がなくなり、さっぱりすると同時に、少し物足りなさもあるが、また数ヶ月でわさっと伸びるので我慢しよう。
都会に住んでいるときには気づかなかった「風の音」を、彼の庭に数本生えているユーカリやらなんとか杉の木が教えてくれる。
サワサワ、ザワザワ、ゴーゴー。風の強さで変わるその音。私が大好きな音の一つ。
この後、突然あれこれをバタバタ進めることに。
次週、全部お伝えできるか!
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