“おもしろい”を探す旅で

仮に名前をつけるなら“居場所”だろう
自販機の横のような
一昔前の喫煙所のような空間
欲求を失ったような意識と
無意識に持ち合わせたカタチのない虚しさ
途切れない音楽とアルコールに溺れきる前に
覚ますべきだとわかっている
大事なことを失ってしまう前に気づけるように
気づけた時に後回しにしてしまわないように

人混みに身を隠す
後付けのような文字列にも意味を持たせたい
熱をもった頬は更に闇を求めて紛れていく
グラスに残された溶けかけの氷を並べながら

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