電車に乗る日
地上に出て走る電車がすき
少し寒くて、少し暑くて
少し眩しくて、少し暗い
景色が絶えず変わる
電線を目で追ってるだけでも
田んぼを眺めてるだけでも
たくさんの文字列に看板
天気も四季も感じられる
いつも決まったレールの上を走る
誰にも邪魔されずに
誰とも交じり合わずに
交じり合えずに
決められきった道を進む
意志なんか存在しない世界で
意志が弱くて褒められる人はいないだろう
従順は時に利用されるだろう
無知は罪という人もいるように
それぞれ求められていることが違っていること
できることもしたいことも違うということ