子育てへの想い
虐待のニュースを見るたび、想う。
『私は恵まれていたんだ』と。
子どもが産まれるまで、
自分が子育てするまで、
考えたこともなかった。
『自分も虐待してしまうかもしれない』
その可能性があった、なんて。
実家が近かったコト、
主人がサポートしてくれたコト、
話を聴いてくれる友人がいたコト、
私は本当に恵まれていたんだと思う。
子どもが誰かに迷惑かけないように。
お願いだから、今は泣かないで。
私がしっかりしなきゃ。
私に休憩時間はないの?
誰にも頼っちゃいけないの??
産まれた途端に全部がのしかかってくる。
そんな”ママ”という呪縛に縛られてるうちに、
我が子がただ可愛い、
ただ愛おしいなんて思えなくなる瞬間は、ある。
でも「子どもが可愛くない」なんて、
口が裂けても言えない。
言ったら、私は人でなしだ。
毎日が綱渡り。
ぎりぎり繋がってる自分が、
自分じゃなくなりそうな恐怖。
「子どものやったコトは、親の責任。」
「子どもが騒ぐのは、しつけが悪いから。」
「ママは忙しい?…そんなの当たり前だよ。」
「自分の時間がない?…子どもが小さいうちは仕方ないよね。」
「我が子は可愛いに決まってる!」
「子どもの為なら、頑張れるよね?」
みんな好き勝手言うけどさ、
誰にも言えないこの想い、
どこにも行かないこの感情。
この呪縛は、いつまで続くの。。。?
そんな中、全力で私を頼ってくる、
キラキラした澄んだ瞳で、
まっすぐ私を見つめてくる我が子。
その笑顔に、何度泣いただろう。
心の中で、何回謝っただろう。
『子どもを伸ばす子育て法』とか、
立派な子育て理論を書いた本もたくさんあるけど、
難しいコトは正直よく分かりません。
ただ、子育ての環境づくりには、
まずママが充実した毎日を送るコトが大事。
ママが笑っている。
ママが楽しそう。
それが、子どもにとっては一番です❣
良い母親じゃなくても良い。
サボる日もあって良い。
部屋が散らかっていても、
掃除が行き届いてなくても、
出来合いのご飯でも、
子どもにきつくあたってしまうコトだってある。
それで良いんです。
『子ども優先、そして家族、自分のコトは三の次』
ではなく、普通に、当たり前に、
自分のコトを優先したって良いんです!
そんな自分を否定するのではなく、
そんな自分を認めてあげる。
完璧なママなんて、どこにもいない。
不完全な、足りない、
ありのままの自分を受け容れる。
そこから始める子育ても、良いものです😊
大きなコトは出来ませんが、
たった1人だけでも、
この投稿を読んでくれた人だけでも、
ほんの少しだけでも、
気持ちを軽くしてもらえたら、嬉しいです。
さて、今日もステキな1日を✨