軽自動車で陥る押印の罠
弊社に〇〇という懇意なユーザーがいる。
現在は長期入院しているらしく(らしく?)、その友人の▲▲が弊社にやってきて「〇〇から車(軽自動車)のエンジンがかからないから処分してほしいと頼まれた」と弊社に手続きを依頼してきた。
(後でわかるが相談してくるならこの時点。気をつけるのは『処分』という言葉)
▲▲に、「特に急がない」といわれたので置いてある月極駐車場の位置を聞き、費用と車のカギを受け取った。
約1週間後、キャリアカーで車の引取りに向かったところ車は聞いていた位置にあり、弊社で登録している○○の車に間違いなかった。
車を確認してすぐ、キャリアカーに乗せようと駐車場で積載作業を行っていると「この車の持ち主か?」と聞いてくる人がいた。
駐車場のオーナーだといい、「この車は契約車両ではなく、無許可でここに放置されて困っていた。放置期間分の駐車料金等を損害金として支払ってほしい」と。
しかし、弊社は▲▲からそんな話は聞いておらず、この時この場で初めて知った。
その場から▲▲に電話をしたが連絡は取れず、駐車場のオーナーに事情を説明。
駐車場のオーナーは経緯を理解してくれたが車を持ち帰ることには同意しなかったので弊社の連絡先を伝えて一旦帰社することにした。
その数日後、駐車場のオーナーから「車がなくなった」と連絡が入ったが、弊社は知らない。
しかし、駐車場のオーナーは「駐車料金を支払え」と執拗に言ってきて困っている。
▲▲とも連絡は取れず、もうこの仕事から手を引きたい。
預かった書類と費用をどうしたらいいか、という事業者からの相談。
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整備事業者からの相談 ④
相談者で本当のことをそのまま伝えてくる人は少ない。自分はいい人だから悪くないというところが出発点なので鵜呑みにするとこちらが大変な目に合う…
マイナーですが必要な方も多い情報なので事業者には好評です。ただ、内容はあくまでも参考程度にお願いします。時々講演会にも呼ばれますので購入代金はその際の交通費の『サポート』に使わせていただきます。よろしくお願いいたします。