先輩、100%気のせいです
新人整備士でも仕事に慣れてくるとセールスマンとも親しくなる。
親しくなるとセールスマンは個人的な車(ほとんど自分の車で会社に言えないような車もある)の修理等を頼んでくるようになる。
基本的に終業後の時間外にやっつけるが、当然、上司から許可を得、先輩にも気を使って工場を使う旨を報告しておく。
だいたい終わると安い工賃としてコーヒーをおごってくれたりする。
誰も彼もというわけではなく、終わったらさっさと帰るセールスマンもいる。(誰の車の修理だ?とは言わない)
飯をおごってくれるセールスマンだと期待してしまう自分が悲しい(笑)
飯がないからといって作業をしない、なんてことはなく、嫌だと思ったこともないがこちらも人間。嫌な先輩セールスマンもいる(笑)
先輩には逆らわないが、そんなやつに限って作業のしにくい車に乗っていたりするし、ものの頼みかたも横柄だから不思議だ。
この時頼まれたのはオイルとエレメントの交換。同時に「これも」とモリブデン配合の高そうな添加剤(当時はほんと高かった)を私に放り投げて去っていった。
会社に慣れ始めたころの新人ではあるが、正直、気分はよくない。
この人はいつもそうだが、終わってからの『ありがとう』もなければ、お茶もコーヒーもなく、当然、メシもなかった。
頼むけど自分は何もしない。だから嫌いだったのかも(笑)
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