フルードとオイルの違い

　サバンナＲＸ－３（懐かしい！）(笑)が積んでいた１０Aロータリーエンジンに乗っていたユーザーは、オイル交換をせず、２サイクルエンジンのように継ぎ足して乗っていたという人が多かったような記憶がある。
　実際、レシプロエンジンでも５０００ｋｍ走行で１㍑のオイル消費が基準（どんな基準だ）だった。

　ロータリーエンジンだと、ローターハウジングに『チャタ・マーク』がついて、その傷からエンジン・オイルが流れ込み、ガソリンと一緒に燃やしてしまうからだ。

　そんな時代、車検か何かのついでに「エンジン・オイルを足しといて」とオイルの補充（持込み）をユーザーに頼まれた。

　ゲージで量を確認すると『LOWライン』だったので、渡された０，５㍑ののオイルボトルのキャップを開け、親指で蓋をし、逆さまにして（これが覚えたばかりでかっこよく見えた）勢い良く継ぎ足した。