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基本、ユーザーの苦情を聞く
二団体にたらい回しされて電話をした、という輸入車に乗る女性ユーザー。
当初はそれほどでもなかったが…。
1ヶ月ほど前に定期点検を行ってもらったのに今日、エンジンが止まって、かからなくなった、という苦情。
ユーザーの話では「自動車のことはまったくわからないから事業者にまかせっきりにしており、いつも言われたまま時期が来る度に点検に出し、毎回、結構な額の点検料金を支払ってきた。 ← この言葉にはトゲがある。
「点検をしましょう」というラジオの訴求CMも聞いたことがあるし、内容も知っている。
そのCMでいうところの『点検が安心・安全のためであること』も理解している。
だから知識がない私は、言われるまま点検してきた。その点検をしてもこんなことが起こってしまうのなら、何のための点検で私は何を信用して自動車に乗ればいいのか。高額な点検料は、安心・安全のための対価ではないのか?
エンジンがかからなくなったのが自宅で、すぐにロードサービスが対応してくれたが、購入した販売店も休みで無機質な案内ガイダンスが流れるだけ。全くなんの対応もしない。
口先だけのCMならやるだけ無駄だ。
コインパーキング等有料施設でのエンジン始動不能であればどうするつもりか。万一そういったことが発生すれば駐車料金は点検をした事業者に請求させてもらうがそれでいいか!と途中から怒りからか、方向性や苦情対象まで変わる電話に変化した。
当方にこの苦情を持ち込まれてもどうしようもない。電話番号は非通知になっている。
話の腰を折ると火に油を注ぐのでじっくり聞いた話の内容が上記。
怒りの原因は『電話のたらい回し』だとは思うが、定期点検をかかさず実施してきたことで火が点き、積もり積もった高額請求(たぶんこれがメイン)に対する不満から一気に燃え上がった、という感じ。
とにかく落ち着かせることが最重要課題。
言いたいことを言った数10分後、少し話しぶりが落ち着いてきたのでエンジンがかからなくなった原因を聞いてみた。
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一般ユーザーからの苦情・相談 ②
医者に歯科医や内科医等専門があるのと同様、国産、輸入車等をそれぞれ得意とする整備士がいます。説明が上手な医者もいれば手術が得意な医者がいる…
マイナーですが必要な方も多い情報なので事業者には好評です。ただ、内容はあくまでも参考程度にお願いします。時々講演会にも呼ばれますので購入代金はその際の交通費の『サポート』に使わせていただきます。よろしくお願いいたします。