人それぞれのキャリアに対面して思うこと。-履歴書からは見えない人生-
こんにちは!an.です。
私は社会人になって5年経ちますが、複数回転職をしていることもあり、色々なキャリアの積み方をしている方に会ってきました。
社会人歴数十年の先輩方に比べれば、まだまだひよっこ社会人かと思いますが笑、感じたことを書いてみようと思います!
■「やりがい」を求めて、残業も苦ではなかった私のキャリア
まず、私自身の価値観としては、残業=必ずしも悪 というわけではありませんでした。
直近の仕事は、朝の早出も含めて60時間ほどの残業時間でした。朝の8時に誰よりも早くオフィスに出社し、夜の10時に最後の退社するなんてザラでした。
また、責任感が何より強いこともあり、「今日までにやると伝えているんだから、やらなくちゃ!」と半ば気力だけで出社していた部分もあります。笑
もちろん残業によって体と心が不調に陥ることもありますので、管理はもちろん必要かもしれませんが、若いうちに一度くらいはハードワークをこなす経験も必要かなと考えます。
若い体だからこそできるのかもしれませんが、残業自体が悩みになることは少なく、「ハードワークもこなせることができる」という、ある種の自信がついたように感じます。
また、膨大な仕事量をこなすために残業を減らすように考えたり、先輩の仕事術を真似てみたり、案外残業をすることによって時間効率を考えることが増えていました。
適切に回すことができるくらいの仕事量を任されて毎日定時退社していたら、学べないことがたくさんあったように感じます。
■目の前の仕事を捌くだけがキャリアではない
ただ、転職先で出会う人、職業訓練校で出会う人、恋人、友人、noteで出会う人、色々な方のキャリアを聞くと、「目の前の仕事をひたすらにやり続ける」だけがキャリアの積み上げ方ではないんだな・・・と感じました。
例えば、残業がない派遣の仕事をしながら英語の勉強をしている人、子育てしながら難関資格の取得に励む人、若いうちは経営者の近くで働き起業を考える人、フリーランスから安定を求めて会社員になった人、会社という組織が好きで転勤に対して喜ぶ人・・・
私の思ったよりも、皆自由に考えていること、そして自己責任でキャリアを歩んでいると視野が広がった感覚があります。
私自身も、緊急的な仕事に追われて残業ばかり取り組むのではなく、長期的な目線でキャリアを考えて、国家資格の勉強を始めた身でもあります。
時にはキャリアコーチングやコンサルタントの力も借りたほうが遠回りは防げそうですが、もっと柔軟に考えてキャリア設計してみても良いのかも、と思います。
■「履歴書だけで判断してくる会社には落とされろ」
これ、恩師の言葉です。なかなか強気な言葉ですよね笑
職業訓練校に通っていた時、担任の先生に「短期離職」について相談したことがあります。
私は長くても3年弱しか仕事が続いたことがなかったので、非常にコンプレックスに感じていました。
ですが、恩師はコロナが流行っていたり、終身雇用が約束されていないご時世で、離職の数だけを見て判断する会社は辞めておきなさい、an.さんの人柄や、話してみて判断してくれる会社に入社しなくちゃだめだよと教えてくれました。
まだまだ「少なくとも3年は続けないと」と言われてしまう世の中ではありますが、事情をしっかり聞いて判断してくれる会社が増えてくれればいいなと思います。
会社側からしたら、また短期で辞められてしまうのではないかと心配になる気持ちもわかりますが、「もう辞めたくない」と反骨精神で頑張る人間もいる可能性は十分あると思っています。
■まとめ
キャリア=人生 だと私は考えていて、ただ履歴書を見ただけでわかることは限りなく少ないと思います。
子育て、副業、起業、勉強、趣味・・・人の大事なことと仕事の掛け合わせでキャリアはできていると思います。
キャリアの積み方は、考えただけでも難しいし、正解はわからないし、生きていれば予想もしていなかったことが起きます。その中でも、自分で考えた長期的なキャリアプランに沿って試行錯誤することは大事ですね。
何もキャリアプランを立てていない人よりも、自分の大事なものを大事にしながら生きていけると思います。
現在キャリア迷子だと感じる方、転職を考えている方などの参考になれば嬉しいです。