シアトル行って気づいたこと(2024年7月)
6年ぶりにシアトル旅行に行ってきました。
3つの気づきをまとめたいと思います。
為替とインフレに関する気づき
私の旅行期間中は1ドル161円という円安局面でした。
換金したら1ドル164.28円でした。
6年前は120円以下だったので、37%ほど円が弱くなってます。そしてコーヒーは3ドルくらいだったと思うのですが、今は5ドルほどまで上がっていました。
つまり360円ほどで飲めていたコーヒーが6年で820円ほどになっていた感覚です。痺れましたね…
シアトルの物価はアメリカの中でもトップ10に入る高さであることも影響してるとは思いますが。
構造的にアメリカのインフレと円安は変わらなそうなので、コーヒー代も含めて日本の(輸入)物価は上がっていくのだろうという肌感覚を持ちました。
今はフルリモートで働いているので、東京での生活が苦しくなったら地価も物価も安い地域に移住することも考えようと思います。
快適に対する考え方に関する気づき
今回は2組の友人宅にお邪魔しました。
共通してたのがどちらのお宅も全館空調だったことです。
私の観測範囲で全館空調の設備があったお宅は一軒だけなので、快適に対する考え方の違いだなぁと思いました。
日本では誰もいない部屋まで冷やしたり温めたりするのはエネルギーの無駄だという価値観なのでしょうか。または故障した際のバックアップか。
一方で彼らは廊下やトイレ、隣の部屋に行った時の不快感を減らしたいのだと思いました。
最近は日本の家屋も気密・断熱に優れているので、似たような考え方になるのではないかと思います。
因みに自宅は全館空調ではないですが、大きめのリビングエアコンで家全体をコントロールしています。(築3年の戸建てに住んでます)
スマホを介したコミュニケーションに関する気づき
少し日本語を勉強した英語話者とサバイバルレベルの英会話力しかもたない日本人の私で、スマホの翻訳機能のサポートを受けての会話をしてみました。外国語を勉強する意味ってあるのか?疑惑に対するテストも兼ねて。
会話の内容は自己紹介とそれに対する質疑応答です。(表現は堅いですが、合コンの冒頭の会話をイメージしてください)
彼はアルファベット表記された日本語を読みあげます。私は英語で話します。
これ、母国語で話して訳した文章をスマホが読み上げるのであれば海外旅行レベルであれば問題ないと思いました。というか実感しました。
仕事で英語話者と会議をすることがあるのですが、この時に通訳の方が間に入っている感覚に近かったです。
ただし、英語話者がアルファベットの日本語を読み上げるのは、かなりストレスがかかっているようでした。
『私は』の"は"は、haなのかwaなのかとか。
自身が発話しないのであれば、外国語の勉強は英語だけで十分というのが今のところの感覚です。
まとめ
これだけ物価に差があるとインバウンドが増えるのは自明だと思いました。
高度経済成長期が過ぎた今、日本のプレゼンス低下の速度をどれだけ鈍化させられるかが重要なのではないかと思います。
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