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(前編)僕の思考の源泉 | あのカードゲームから
思い返せば全てはあのカードゲームから始まった
論理的思考、企画立案、手続き、法令遵守…など
これらの小難しい事柄を理解できるようになったのは、
単純に「社会経験を積んだ」とか「勉強した」からではなく、
昔熱中しまくったあのカードゲームからだと気付きました。
それは…遊戯王OCG
現在は、当時とルールがかなり異なるようで、
僕が熱中していたころは、2006年5月~2008年3月の第5期と呼ばれている期間です。
当時は学生でアルバイト代のほとんどをカードに費やしていました。
遊戯王カードには様々な種類のカードがあり、大きく分けると
モンスターカード (通常、効果、儀式、融合またはこの組み合わせ)
魔法カード (通常、速攻、永続、フィールド)
罠(トラップ)カード (通常、永続、カウンター)
があります。
記憶を掘り起こしているので、抜けていたり間違っていたらすみません。
勝敗は、ライフポイントを0にすること、デッキを0にすること、特殊勝利条件を満たすことの3つです。
上記のような各効果(役割)を持ったカードを組み合わせて、勝敗を競い合うゲームです。
詳細は膨大な量になるので細かく書きません…
すでに細かすぎてマニアックかも…
なぜ思考の根源なのか(手続き、法令遵守)
社会の縮図とも言えるような世界観だと思っています。
このカードゲームには、ルールだけでなくマナーも存在します。
気心知れた友人と遊ぶ分には楽しくできれば、それでいいのですが、
小さな大会に出た際には、初対面の人と競い合うわけです。
挨拶はもちろんのこと、ゲーム中にもコミュニケーションが必須です。
何かアクションするときには、明確に宣言し、相手の確認を取らなければなりません。
例えば…
「ドローフェーズ、ドローします」
「スタンバイフェーズ、効果を発動し、このモンスターを特殊召喚します」
相手「その特殊召喚にセットしてあった罠カードを発動します」
「…通します、(バトルフェーズなしかぁ)
スタンバイフェーズ2、もう一枚カードをセットしてターン終了です」
これで何が言えるのかというと、マナーを尊重し、
ルールに則った手続きと法令遵守が行われたということです。
自分は今はどの局面(フェーズ)で何をしているのか、
双方で明確にし、進捗を確認しながら物事が展開していくことです。
実生活、特に仕事においては当たり前に必要なスキルではないでしょうか。
前述の例を一方気心知れた友人と遊ぶ際は…(テンション高いとき)
「ドロー!」
「こいつを特殊召喚!」
相手「待った!トラップ発動」
「まじか…もう一枚セットして終了」
テンション低いときか長時間遊んで疲れてきたときは、
ほぼ何も言葉を発しなくなります…笑
実は悪いことでもなくて、マナーやルールは醸成され、
カードの効果を熟知し、そのカードを見ただけで一瞬で状況を理解できる状態になっているということです。阿吽の呼吸とも言うと思います。
実生活、特に仕事では危険も孕んでいると思います。
「分かっているはずだから大丈夫だろう」
「普通はこうするよね」
「言わなくても分かるよね」
そんなことが常態化すると、いずれ大きなトラブルに繋がる。
一事が万事…
手続き、法令遵守を遊戯王から学んだと思っています。
★編集後記
書いていて懐かしくなりましたね~。
数年前に大規模断捨離をした時に、カード類は全て手放してしまいました。
現在は、スマホの中で電子的なカードになっていることも多いようですが、当時は紙のカードを扱うことが尊くて、段ボール箱いくつ分も集めていたことが誇りでもありました。
論理的思考、企画立案に係る部分が書けなかったので、後編にしたいと思います。
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