ちくちく言葉をふわふわ言葉に変身させる
~「親子でライフキャリアを考える」彩りあふれる日々を過ごすTips~
こんにちは。彩菜です。
キャリコン試験が終わり(7/20)、結果が出るのは約3週間後…
確固たる自信は持てないものの、やれることはやった!
ということで
「こどもと夏休みを充実させる」をメインタスクに
やりたかったnote記事の時間もとっていこうと思います
感情ワードは人それぞれ!経験が豊かな感情を育てる
あなたの「楽しい」と、こどもの「楽しい」の感情は一緒だと思いますか?
大人の私にとって、「(昔よくやったな、あーなつかしい!」という楽しさ、
こどもの「なにこれ!はじめて!わくわくする!」という楽しさ、
同じ「楽しい」という感情ワードでも、その意味合い・色合いはちょっとずつ違います。
ずっと努力してきたことがかなわなかった「悔しい」、この悔しさを経験した人はちょっとやそっとじゃ「悔しい」と言わないかもしれません。
カウンセリングの実践練習をする中で
自分なりに解釈してしっくりきたイメージ、それは…
『感情(野菜や花を想像)をうみだす土壌が自己概念=価値観や思考。
土壌は経験によってつくられる』
感情を表す言葉を知っていること、選べることももちろん大切ですが、
まだ経験が少ないこどもにとっては、「この感情をどう表せばいいのだろう」と感情の正体がわかっていないことも!!
そんな時は、感情をあらわすコトバではなく
「どんな経験?」「どう思った?」
(どんなとこが楽しかった?難しかった?一人で?みんなで?)
をたくさん話してもらえるように、リポーター気取りで聞いてみます。
話を聞いて、表情をみて、
もしあてはまる表現を自分がもっていれば
「(あなたは)~の気持ちだったんだね!」
とか
「(わたしは)~の気持ちになったよ」
と感想とともに伝えることで
こどもにとって経験と感情ワードの結びつきが増えるかもしれません♪
ちくちく言葉ばかりの姉妹げんか
夏休みで一緒にいる時間がぐっと増えて、うちの姉妹はけんかばかり。
特にでてくる頻出ワード
「ずるい!!!」
「きらい!!!」
「だめ!!!」
ベストセラーとなった絵本『ふわふわとちくちく』で一気に子育て層に浸透したふわふわ言葉とちくちく言葉。
小学校の道徳の授業に取り入れることも多く、「元気の出る言葉かけ」のワークなどで教育現場でも用いられています。
相手の心をちくちく攻撃するような、イヤな気持ちにしたり悲しい気持ちにするのが「ちくちく言葉」。
自分の感情をぶつけることができるのはある意味長所だと思っていて、この姉妹げんかもいい経験だと思っているのですが、
(私自身姉妹ですがこんなけんかをした記憶がないので、自分の気持ちをぶつけるとか怒りを表現するのが苦手なんですよね💦)
ただ相手を傷つける言葉ではない方法で、感情を表現できるようになってほしい。
「感情の正体を知って、どんな言葉で伝えるのがよいか」こんなアプローチをしてみることにしました。
ふわふわ言葉に変身させる
まず伝えたことは
「思ってしまってもいい!」ということ。
「ずるい!」という気持ちが生まれることだってある。
でもそのままぶつけてしまうと相手はどう思うかなと考えてほしい。
相手を傷つけてしまうことなら「言葉にしない」「言葉を変える」
なぜ「ずるい」と思ったのか、その気持ちの正体を考える
自分が言われたい言葉を使ってみる
「ずるい!」という気持ちの出口には何パターンも言葉があること、
どの言葉だと「ちくちく」か「ふわふわ」か考えてみること、
今回は「ずるい」で一緒に考えてみました。
この感覚がちょっとずつでも身についていくといいな。
大人だって難しい感情との付き合い方、伝え方。
こどもへの声かけを振り返ると、わたしもだいぶ「ちくちく」してる…
豊かな感情と言葉を選ぶ力、どちらも!
大事にしていけるように、親子でこれからも学んでいきたいと思います。
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