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なぜ日本人は副業を隠すのか?世界からみた不思議。

世界の多様なキャリア・働き方を研究・実践しているYaccoです(^^)

とある外国人の方がこんな素朴な質問をされました。

「なぜ、日本人は一生懸命、副業を隠すのか?」 ('_')

副業を隠すという不思議

「一般的に日本では、副業禁止にしている会社が多いんですよ」('ω') 

と答えると (そういう法律はありませんが、、)

「職業選択の自由に反しているし、政府も推奨しているじゃないか」

と返ってきます。 確かに、ごもっともなお答えです('ω')

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そう考えるとなぜ、副業は後ろめたいのか?

副業解禁の会社の従業員でさえ、

「あえて、副業していることは言わないんです」という方も多いです。

これには、こんな背景がありそうです。

日本はかつて家族契約、主従契約的な雇用だった

日本の雇用契約(特に正社員)は、少し特殊で、職務範囲を限定しない、勤務地も限定しないというものでした。いわゆるその企業に仕えます的な契約になります。

その企業に入ったら、あらゆる貢献をしてもらう代わりに、あらゆるお世話(今では信じられないですが、、結婚相手の紹介、家族の扶養、子供の面倒とか)をするという、家族的な雇用契約から始まりました。

昔は、あらゆる活動が社内のメンバーで行われてきました。

例えば、同じ会社の寮の人と、休日を過ごし、イベントといえば、会社の運動会に出席し、会社の上司の引っ越しを手伝うなんてこともあったようです。

今でこそ、だいぶ変わってきましたが(Y世代、Z世代の若者は信じられないかもしれませんが)、シニアな方中心に、まだまだ会社=家族的な位置づけの認識が強いでしょう。

会社以外の活動は、何でも報告という時代

昔は副業はおろか、会社以外の活動は何でも報告していた時代もありました。

例えば、休暇を取る際は、「家族とどこどこに行きます」。学校行事のPTA活動をやるのなら、「多少社外活動をいたします」など。

こういった時代を生きてきた方は、そもそも副業が解禁されたからと言って、「副業やります!こんな収入を得てます!」とはとてもとても言いにくいのでしょう( ;∀;)

それを判断する上層部の方々も、そういった時代を生きてきた方々なので、なおさらです。

評価が下がるのではないか、左遷されるのではないか、そんな思いが駆け巡ってしまう可能性もあるのではないでしょうか。

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JOB型の海外では、会社とプライベートは全く別モノ

ジョブ型といわれる海外(特に欧米)は、雇用契約をする際も、職務範囲を明確にします。勤務地もです。

ですから、会社の仕事は、ここから、ここまで。としっかり決まっていて、それ以外、何をしようと、全くの自由です。

よって、副業しようが、家族で旅行に行こうが、会社側とは別のプライベートな空間であり、報告義務もありません。(あったら大問題)

日本型雇用システムが強かった時代もあります。

しかし、今は、その結果(成績表)として見えているのは、先進国の中で、生産性最下位、&日本のやる気のある社員6%という衝撃(米系調査会社)もあり、副業も前向きにできる体制が必要かもしれませんね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます('ω')


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