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「キャリコンサーチ」とは?有資格者の有効な活用法・メリットと留意点。

☆この記事の編集者:高橋秀誓👦|国家資格キャリアコンサルタント
キャリア相談スキルシェアサービス『coachee』運営者|人材業界歴約10年。人材業界での経歴は大手人材会社パーソルキャリアをはじめとして、
人材サービス会社2社経営し、現役でキャリアアドバイスも実施

★この記事の執筆者:りお👦|越境コンテンツ&ギグ研究家|国家資格キャリアコンサルタント|Webアナリスト|SEOコンサルタント|VR技術者|Lead Careerにて、キャリア学習支援|Banso Works(Global)にてグローバルな働き方を発信|ラーケーション・ラボ(遊びは学び)主宰|Xでフォロバ中


キャリアコンサルタント有資格者なら、名前は聞いたことがあるかもしれない「キャリコンサーチ」。しかしながら、

「実は・・詳細は知らない。」
「登録している人っているの?」
「登録しても依頼は来ないんでしょ」

という方に向けて、キャリコンサーチの有効な活用法・メリットと留意点まとめてみましょう。

キャリコンサーチとは

キャリコンサーチとは

「キャリコンサーチ(キャリアコンサルタント検索システム)」とは、

国のキャリアコンサルタント名簿に登録している「キャリアコンサルタント」と「キャリアコンサルタントを探したい企業担当者や個人等」ご利用者とのマッチングを支援するキャリアコンサルタント検索システムです。

現在、キャリコンサーチ情報公開者数は、6,859名(2024年10月末現在)のようです。7.7万人の資格登録者がおりますので、ざっくり約10名に1名弱が登録している形でしょう。

<厚生労働省のウェブサイトはこちら>

<以下、キャリコンサーチからウェブサイトを参考引用(トップ画面)>

厚生労働省:キャリコンサーチ

キャリコンサーチの利用方法(探したい方)

キャリアコンサルタントを探したい方は以下の流れになります。

  1. 居住地や対応可能業務等の条件を設定し、キャリアコンサルタントを検索します。

  2. 検索結果に表示されたキャリアコンサルタントの詳細情報等を確認し、仕事を依頼したいキャリアコンサルタントを決定します。 

  3. コンタクトを希望するキャリアコンサルタントに依頼内容、条件などを記載したお問い合わせメールを送信します。

キャリコンサーチの利用方法(有資格者の方)

登録したい有資格者は以下の流れになります。

※キャリアコンサルタント名簿に登録済みの方(登録証をお持ちの方)のみのようです。キャリアコンサルタント登録証の有効期限を過ぎている方は情報公開できません。

以下の情報を必須/任意で入力し、完了します。

キャリコンサーチから抜粋


キャリコンサーチから抜粋

その有効活用法・メリットとは

では、このシステムに登録するメリット・有効活用法とは何でしょうか。3点挙げてみましょう。

1.厚生労働省が紹介してくれている。

1.厚生労働省が紹介してくれている。

以下のウェブサイトをご覧の通り、厚生労働省自体が所管しているシステムですので、絶対の信頼性がありますし、ウェブサイトも強いことから、流入もそこそこ多いでしょう。まずは、迷っているようなら、登録してみて様子を見るのもよいと思います。

なお、専門的な観点から見ても、このキャリコンサーチのウェブサイトは、国のウェブサイトということで、高いドメインパワーを持っております。
(数値で言うと、今現在、民間大手の「ココナラ」のウェブプラットフォームのドメインパワーを上回ります)

Domain Authority 91
Linking Root Domains 210.7k
Ranking Keywords 4k

※Moz SEO調べ

2.公的機関からの依頼があることがある

公的機関からの依頼

公的なプラットフォームなので、公的機関からの依頼に強いようです。例えば、市町村から、就労希望者へセミナー・講演会を開いてくれないか、ジョブカード作成支援会を開いてくれない、個別に相談に乗ってほしい人がいる、などなど。

民間や個人というよりは、公的機関からの依頼がかかる可能性があるのは強みでしょう。

よって、どちらかというと、民間・個人に向けて、プロフィールをつくるというよりは、行政施策・公的機関のお役に立てるようなスキルを磨き、経験を記載することでお声がかかりやすくなるでしょう。

3.個人のブランディングになる

個人のブランディングになる

個人・フリーランスで活躍したい方は、ここに登録して、個人のウェブサイトなどから、リンクを貼ることで「国家資格者」というブランディングをアピールすることができるかもしれません。

「キャリコンサーチ」の留意点とは

留意点とは

上記のようにメリットもたくさんある「キャリコンサーチ」ですが、以下のような留意点もあります。

・登録者が多いので、仕事獲得には差別化が必要
・自身の繁忙具合で仕事調整が必要
・写真の登録がほぼ必須

まず、登録者が7千人に近づいています。多くの方の話を聞くと

登録しても「うんともすんとも言わない」

つまり依頼がないケースが多いということです。

上記で挙げたようにターゲットを明確にして、プロフィールを魅力的にするなどで、差別化していく必要があります。

2級技能士や1級技能士に挑戦していく必要も高いでしょう。

なお、首都圏ではお声がかかりにくいものの、有資格者が少ない地方都市では、比較的お仕事の声がかかりやすいということですので、有資格者が少ない地方都市を活動拠点にしてもよいかもしれません。

また、複業的に活動されている方が多い中、もし依頼が来たら、ご自身の仕事との兼ね合いを調整する必要があるので注意しましょう。

また、最後に写真掲載や、実名でないとほぼ仕事が受けられないという可能性が高いということです。ただでさえ、競争があるので、実名・写真付きの方が優先されるのは間違いないでしょう。

もし、実名・写真掲載に抵抗ある方は、比較的、情報開示に柔軟なココナラや、coacheeなどの民間プラットフォームへの登録をお勧めします。

ココナラ

coachee

まとめ

いかがでしょうか。まだ、資格を取得して何もしていない・・という方はまず「キャリコンサーチ」の登録から始めてもいいかもしれません。

登録をすることで、改めてご自身の強み・アピールポイントを整理することにもつながるかもしれませんね。


☆この記事の編集者:高橋秀誓👦|国家資格キャリアコンサルタント
キャリア相談スキルシェアサービス『coachee』運営者|人材業界歴約10年。人材業界での経歴は大手人材会社パーソルキャリアをはじめとして、
人材サービス会社2社経営し、現役でキャリアアドバイスも実施

★この記事の執筆者:りお👦|越境コンテンツ&ギグ研究家|国家資格キャリアコンサルタント|Webアナリスト|SEOコンサルタント|VR技術者|Lead Careerにて、キャリア学習支援|Banso Works(Global)にてグローバルな働き方を発信|ラーケーション・ラボ(遊びは学び)主宰|Xでフォロバ

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