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面接突破、就職・転職で役立つ5つの「行動心理」術を基本から('ω')
こんにちわ。世界の多様な働き方を研究・実践しているYACCOです。キャリアコンサルタント、行動心理士やってます。('ω')
行動心理学とは 人間の行動を観察・研究することで、その心理を分析し、読み取るという心理学的アプローチのことと言われます。
行動心理学はつまり、さまざまな行動を人間心理と結びつけて考え、ビジネスなどに活かそうという試みと捉えられます
比較的システマチックに人間の行動と心理の因果関係を考えていきます。
まあ、そんな定義はさておき、具体的に面接で役に立つ代表的なものです。
1.返報性の原則
人から自分のために何かしてもらった時、何か同等のものを返さないといけないとと思ってしまう心理のこと。
例えば、無料で期待を超えるサービスを提供したら、「次は有料で購入しなきゃ」と思う心理になり、そういった行動をすることがあります。
面接では、面接官に、「役立つ情報を提供する」ことです。自分の経歴を自慢するのではなく、面接官が興味がありそうな領域でさりげなく、有力情報を提供します。そうすると、面接官も「なんか勉強させてもらって悪いな。。」と返報性の原則が生まれる可能性もあります。
2.バンドワゴン効果
パレードの先頭を進む楽隊者のこと。「バンドワゴン効果」とは大勢の人が支持しているものの人気は、さらに高まるといった効果を表しています。
例えば、多くの人のレビューが高評価で、行列しているラーメン屋は、その状況を見ていると、ますます人気が高まるわけです。
面接で言うと、「他の志望企業は全て落ちました」という人物より
「他の志望企業もいくつか内定をいただいておりまして(選考が進んでおりまして)、でも、御社にぜひ入りたいんです」
(注意:もちろん、ウソをいう事は好ましくありませんが、実際に上記に近い状況ならこういうアピールもありです)
というように、アピールした方がバンドワゴン的には効果あります。
3.ザイオンス効果
「単純接触効果」とも呼ばれ、繰り返し接するとその人や物に対する好感が高まるといった心理を指します。何度も、会っていると、自然と好感がわいてきませんか?
面接で言うと、オンラインと対面を選べるなら、ぜひ対面を選びましょう。何度か足を運んで、採用担当者と親しくなればかなり、有利になります。
4.ウィンザー効果とは
ウィンザー効果とは、直接本人から伝わるより、第三者を通して伝えてもらった方が、嬉しく感じるという効果。
面接で使うなら、事前に採用担当者や、転職エージェントで、「面接官の活躍履歴」などを聞いておきましょう。実際の面接時に
「XXさんから、お聞きしたのですが、XXプロジェクトを成功させた方なんですね。ホームページでも拝見したんですが、ぜひ、XXプロジェクトについても教示いただきたいです」
このように、第3者からのポジティブ評価を伝えると有効です。
5.スノップ効果
人間の「得するより、損を避けたい」という感情の動きが、プロスペクト理論。「損失回避の法則」とも言われます。
例えば、株式投資で、10万円儲けるのと、10万円失うのは、失ったときの方の感情の動きが激しいのです。
面接で言うと、「この人に逃げられては困る」と思わせることです。
ポイントは、
「実は、もう1社選考が進んでまして、回答はXXまでとなります。第一志望ではないので、御社が決まれば、ぜひ決めたいのですが・・」
(注意:もちろん、ウソをいう事は好ましくありませんが、実際に上記に近い状況ならこういうアピールもありです)
逆に気を付ける事
以下の点、逆にあなたの行動(仕草)が心理学的に無意識にネガティブにとらえられます。気を付けましょう。
・鼻をよくさわる、首の後ろを触る、目が泳ぐ➡嘘をついていることを予感させる仕草です。気を付けましょう。
・手を隠す ➡ 手を足の間に隠したりして、相手に見せない位置に置くと、オープンでない印象を与えるリスクがあります。
・(オンライン時に肩から上、正面に映っていない)➡首から上だけ、正面からずれているなどの場合、多少準備不足の印象を与えます。
参考になれば幸いです。
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