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ボランティア募集にも受からない?中年以降の厳しい現実。だから、〇〇をやっておけばよかった・・

「また落ちた・・・。なぜ・・」

田中様(仮称)

NPO法人のXXです。この度は、ボランティアの応募、誠にありがとうございます。残念ながら、厳正な選考の結果、今回は、ご期待に沿えない形となりました。ぜひ、今後とも当法人のご支援をお願い申し上げます。

なお、寄付については引き続き受け付けておりまして・・・XXXX

選考落ちメール例

田中さんは、会社定年後、国際ボランティアに励もうと意気込んできた方です。

「お金もらわないで働くんだから、当然、ボランティアなんて、受かるでしょう。逆に、ボランティア抱えすぎて、体壊さないようにしなきゃ(笑)」

と安易に考えていた田中さんです。主に、英語を活かして、国際ボランティア系の通訳や就労支援イベントの手伝いに応募していますが、受かりません。。。

最近、唯一受かったのは、とりあえず応募してみた、町内の安全パトロール1件のみ・・。やりがいはそこそこだけど・・。他は全く受からない。

教養はあるけど「今日、用はない」のはつらいものです・・

どういうこと?

ボランティアに受からない・・

高齢者中心にボランティアに受からない理由

以下の理由により、ボランティアと言えど、誰でもウェルカム!というわけでもなさそうです(あくまで個人調べ)

1.能力(動画・SNS・ITが使える)・体力・フットワーク軽さが重視される(=若い人が有利)
2.ボランティアと言えど、教育費用や交通費や昼食代の支給があり、主催者側も出費が相応にある
3.大学の単位認定とか、経験付与もあるから、若い人を優先してあげたい
4.高齢者の希望者が多く、倍率が相応にある
5.そもそもイベント系はNPOのスタッフで足りることも多い
6.ボランティアとはいえ、面識のない方にお願いするのはトラブルリスクもある

上記のように、「ボランティアなんて、人が足りてないんじゃないの?」
というのも安易かもしれません。

特に、やりがいがありそうで、重労働(建設や介護・清掃など)でない、出会いもあり楽しみもありそうなボランティアは、かなり倍率が高いです。

私の実体験

私の実体験

私の実体験も挙げておきましょう。

とあるNPOのイベント主催ボランティアに何度か応募したのですが、相変わらずなかなか受からず、1回だけ受かったことがあり、意気揚々と参加したことがあります。

そこで現地に行って驚いたのは、参加者20名はほぼ

「学生さん・・・か20代・・」

最近の学生さんのボランティア熱は聞いてましたが、やはり多いんですね。
中年のオジサンが混じっていると、違和感しかありません。。
(もちろん、NPOボランティアの種類によっては、高齢者が多いところもあります)

学生さんからは、

「よく受かりましたね・・大体、いつも学生しかいないのですが・・」

と、労ってくれる若い人に感謝しつつ、交通費だけ頂き、8時間程度のボランティアをこなしてまいりました。

私はたまたま1回受かったのはまだよい方で、周囲の同年代のオジサンは、ほぼ受からない!それなら、働いた方がマシ。という声もよく聞きます。

高齢者でもボランティアをする対策

高齢者でもボランティアをする対策

でも、時間もあるし、ボランティアしたい!という方は、以下の対策がお勧めです。実際、私は、SNSでの人脈から、合格率を上げております。

1.SNSでNPO法人の主催者と事前に深くつながっておく(SNS)
2.ブログなどを始めて、人となりを知ってもらう(安心感)
3.NPOイベントなどに出向いて参加し、顔をつなげておく(人脈)
4.自分でボランティアを立ち上げてしまう(起業)

上記のように、全く一からウェブ上で応募というのは、かなり専門家でないと、難しい、狭き門かもしれません。事前対策をしておくことが何より大事です。

また、人の役に立つ!という原点に立つなら、どこかに所属しなくても、自分で、仲間を集めてボランティアをしてしまうのも一手でしょう。

教養なし、よりも、「今日用なし」はつらい

よく、引退後は、「教養なし」よりも、「今日用なし」の方が辛い・・という話も言います。ボランティアに限らずですが、ボランティアに継続的に参加したいなら、事前に対策を今から立てておくとよいかもしれませんね。

ボランティアの実践スキルも確認しておきたいところですね👇

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★この記事の執筆者:りお👦|国家資格キャリアコンサルタント|Webアナリスト|SEOコンサルタント|VR技術者|Lead Careerにて、キャリア学習支援|Banso Works(Global)にてグローバルな働き方を発信|ラーケーション・ラボ(遊びは学び)主宰|自分コンテンツ&ギグ研究家

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