貴方は大丈夫？「キャリアレディネス」とは何か。直ぐにすべき４つのこと。
レディネス（readiness）とは、主に心理学で用いられる用語であり、「準備（用意）ができている状態」、「準備性」を指します。
キャリアレディネス（Career Readiness）とは、次に来たるべきキャリアについて、しっかり準備が出来ているかどうか、を指します。
なぜ、今、キャリアレディネスか？
激動の時代、VUCA（先が読めない）時代ー
いつ、失業するかもしれない。昇格もできないかもしれないー
こんな世のなかで、常に自分自身のキャリアレディネスを意識し、颯爽と会社を乗り移れる、自分だけでも収入を得られることってとても大事なのです。
◆ご参考
ドナルド・E・スーパーの14の命題
キャリア理論で有名なドナルド・E・スーパーが提唱したキャリア発達に関する研究の集大成である14の命題の中でも第7項に以下の内容が記されています。
どのライフ・ステージにおいても、環境と個体の要求にうまく対処できるかどうかは、これらの要求に対処する個人のレディネス（対処するために個人がどの程度準備できているか、すなわち、キャリア成熟）の程度による。
さて、、貴方はどうでしょうか？
現代の日本における、キャリアレディネスの具体的な基準は何でしょうか？もちろん、心理学的、キャリア発達論的視点もありますが、今、現実的に準備すべき大事なものとして４つ挙げていきましょう。
◆キャリアレディネスの4要素
✅1．キャリアアンカーとキャリアビジョン（テーマ）
✅2．職務経歴書一式（英文含む）
✅3．人材エージェントとのつながり
✅4．SNS＆ブログでのつながり
順番に解説していきます。
１．キャリアアンカーとビジョン
何より大事なものとして、貴方のキャリアアンカー（仕事で譲れない価値観）とビジョン（テーマ）何がやりたいかが固まっているかどうかです。
キャリアアンカーは30歳を超えると固まってくると言われています。このキャリアンカーや、ビジョン（テーマ）がないと今後のキャリア選択自体、意に反するもの、後悔するものになりかねません。
◆キャリアアンカーはこちらで診断可能です👇
２．職務経歴書（Resume）一式
さっと、今すぐに出せて自信のある職務経歴書はありますかー
出来ているけど、見直しをしていますかー
職務経歴書（Resume）は、キャリアを歩むための基本ツールです。これが準備できていないと、次の会社や組織へのステップアップが出来なくなってしまいます。常にアップデートをして、専門家にチェックしておいてもらうのがベストでしょう。ベストコンディションにしておきましょう。
これには、英文CVや、履歴書なども一式を含みます。
３．人材エージェントとのつながり
人材エージェントへは登録していますかー
「今のところ、転職のつもりはないからしていない」と言われるかもしれません。
しかし！転職エージェントは、今は転職しないつもりでも登録はできます。もし、万が一貴方の会社に何かあって失業してから、登録してエージェントと関係をつくるのでは「遅すぎる」かもしれません。
一人でいいので、頼れる人材エージェントと常につながっていることはとても重要な事です。掘り出し物の求人を教えてくれるかもしれません。
登録するだけ無料であり、様々な労働市場の知見、求人情報も提供してくれます。ぜひ登録しておいてはどうでしょう。
４．SNS＆ブログへの登録とつながり
SNS＆ブログは、一見、キャリアとは関係ないように見えるかもしれません。しかし、これからの時代は、転職するにも、複業するにも、SNS・ブログは欠かせないツールです。なぜなら、
SNSで転職の声がかかったー
SNSで有望な複業が見つかったー
ブログを書いていたら、プロジェクトのお声がかかったー
なんて例がどんどん増えています。
ビジネス系SNSでは、LinkedinやWantedlyが有名です。通常のSNSでは、Twitter,Instgramでしょうか。いずれにせよ、登録して人脈を増やしておくのは、利益だけあって、全く損はありません。
そんな「キャリアレディネス」、今から準備しておきませんか？