今日、急に解雇された!その時どうする?
「急に解雇された・・、この後どうする」
こういったことも現実としてありうる時代です。
自分は絶対にないと言い切れますでしょうか?特に40歳以上なら、もう、リストラは何時起こってもおかしくありません。
本来なら、前もって通達があったり、大きな企業なら、セカンドキャリア支援があったりしますが、前触れもなく「いきなり」ということだってあり得ます。そのような事例も増えてるのをご存じです。
さあ、どうする
さあ、この時どうするか?他人ごとではありません。考えていますか?
地震や災害と同じく、キャリアも備えが必要です。
この時に、必要となるリソースの考え方は、キャリア理論から導くことができます。シュロスバーグ(アメリカの心理学者の方)の4Sという考え方を紹介しつつ、令和時代に当てはめ、解説していきましょう!
シュロスバーグの4Sとは、
人生の転機に直面したときに、自身のリソース(資源)である「Situation(状況)」「Self(自己)」「Support(周囲の援助)」「Strategies(戦略)」の4つの「S」を点検し、変化を受け入れることが重要とされる理論です。
「Situation(状況)」
まず冷静に状況を把握しましょう。労働市場の事、理解していますか?雇用や、社会保険、そういった情報に疎くありませんか?
「Self(自己)」
自己分析はできていますか?自分を知るといっても、かなり深い取り組みになりますが、少なくとも次の仕事を得るための価値観、スキル・強みなどです。これが、整理されていれば、次の行動が早いのです。
これを全く考えておらず
「えーーと・・自分の強み?なんだろう」となってしまうと、
周回遅れです。
しっかり、自分のメタ認知力は高めておきましょう。
「Support(周囲の援助)」
次に周囲のサポートです。
「周りに頼れる人はいますか?」
何かあったら、この人に頼ろう。そういった、キャリアコンサルタントやコーチです。そういった人がいる安心ですよね。
逆に誰もいないと、一から探す、一から状況を説明するとなると、知ってもらって、信頼関係をつくるのも相応の時間を要してしまいます。
今、この瞬間に誰か見つけておきましょう!
「Strategies(戦略)」
最後に戦略です。
「職務経歴書」「履歴書」は、最新版かつ、洗練された内容で保持されてますか?もし、書いたこともないという方は要注意です!
また、可能ならSNSでつながりを持ってますか?何かあったときに意外と頼れるのが、SNSでの周知や、声がけです。仕事探してます!とフォロワー様で仲良い人に告げたら、仕事が決まったなんて事例も最近は多くあります。
こういったなんかあったときに対策は万全にしておきましょう!
まとめ
キャリアも、地震や災害と同じく「備え」は大事です。急に、慌てないように4Sを意識して、準備だけはしておきましょう!
特に40歳前後からは、リストラ予備軍です。今のうちに、体制を整えておくのもよいでしょう。
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