![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159614666/rectangle_large_type_2_cb01891d11d8a99c44f8e1b0bd965477.png?width=1200)
キャリアコンサルタント技能士1級を目指す人はどのくらい?その難易度とは?
☆この記事の編集者:高橋秀誓👦|国家資格キャリアコンサルタント
キャリア相談スキルシェアサービス『coachee』運営者|人材業界歴約10年。人材業界での経歴は大手人材会社パーソルキャリアをはじめとして、
人材サービス会社2社経営し、現役でキャリアアドバイスも実施
★この記事の執筆者:りお👦|国家資格キャリアコンサルタント|Webアナリスト&ライター|SEOコンサルタントGig Labo/Meta Laboで無料講座|メタバースでもキャリア相談してます|上級バーチャルリアリティ技術者|リード・キャリアで、キャリア学習講師| |Xでフォロバ中!
国家資格キャリアコンサルタント有資格者が増えてきて、そろそろ
「キャリアコンサルタント技能士1級を目指す人はどのくらい?」
「その難易度とは?」
と、気になる方も多くいるのではないでしょうか?
以下に実体験も踏まえて、まとめていきましょう。
キャリアコンサルタント技能士1級とは
![](https://assets.st-note.com/img/1730076948-sGDlgVioWLTK0JyXYQ4mfBve.jpg?width=1200)
キャリアコンサルティング技能士は、国家資格キャリアコンサルタントの上位資格とされています。
具体的には、キャリアコンサルティング技能士1級は指導者レベル、2級は熟練レベルとして位置づけられています。
「1級キャリアコンサルティング技能士」に求められるレベルとしては
「個人の相談支援を2級より高い水準で的確に行うキャリアコンサルティング能力を有し、組織への働きかけや関係者との連携などのコーディネート能力が求められ、キャリアコンサルタントからの相談に対して不安を解消し、気づき、成長を促すような指導・アドバイスができるレベル」とされています。
2024年9月30日現在のキャリアコンサルティング技能士数を見てみると、1級が694人、2級が11,975人となっているようです。
(参考引用:キャリアコンサルティング協議会 https://www.career-kentei.org/wordpress/wp-content/uploads/number_of_technicians_20240930.pdf)
キャリアコンサルタント技能士1級を目指す人はどのくらい?
![](https://assets.st-note.com/img/1730090845-aeTF8IVPqLwA2SlrpobmKEQf.jpg?width=1200)
また、直近のデータから、1級を目指す人の数は見ると、直近2023年度後期の試験において、合計1,452名とのデータがあります。
そこそこの受験者数がいるとうかがえます。
![](https://assets.st-note.com/img/1730090625-06Noxl5rQemUOqRsVMiCHJjA.png?width=1200)
キャリアコンサルタント技能士1級の難易度とは?
![](https://assets.st-note.com/img/1730090771-6K4k3ElTZfyzLr7bchX2VBmn.jpg?width=1200)
キャリアコンサルティング技能士1級の試験は難関であることで有名です。 上記データの合格率は、学科35.66%・実技8.97%、合格者数は、67名とかなりの狭き門でした。
試験結果の詳細はこちら。
特に実技は、約9%と約11名に1名しか受からないというかなりの難関試験になります。
1級技能士学科試験の特徴とは
![](https://assets.st-note.com/img/1730091252-yn0LCSoBNTrAEjZgQc5a93kp.jpg?width=1200)
私自身の受験経験(学科のみ合格)から以下のような特徴があると思われます。
・カウンセリング領域について、より専門的な理論と内容の知識が問われる
・キャリア理論について、より専門的な理論と内容の知識が問われる
・労働市場について、より専門的な理論と内容の知識が問われる
なお、経理の簿記3級から1級の違いほどの知識の深さを問うということはなく、実は、国家資格レベルの知識でも十分に解ける問題はあります。
一方、4択から5択になるので、知識の正確な定着度が問われるという形になるのです。
1級技能士実技試験の特徴とは
![](https://assets.st-note.com/img/1730091226-gqTzk8GPNLZsjpOilXV13yxb.jpg?width=1200)
次に1級技能士実技の特徴の特徴を紹介しましょう。学科は、何とかなっても、最大の関門が、実技試験です。
2級技能士試験と全く違うのは、クライアントが「キャリアコンサルタント」である点です。相談事例に悩むキャリアコンサルタントと対峙する形でカウンセリング面談力が問われます。
お作法かどうかわかりませんが、自己紹介(どのような技法でカウンセリングを行っているか、実務経験等)の時間があるのも、2級との違いです。30分間という長丁場で、スキルが見られます。
クライアントは、相談がうまくできなかったキャリアコンサルタントとなり、基本は、一般のCLと同じように関係構築➡問題把握➡気づき(内省)と続きますが、ここから、具体的な「方針」と必要ならその一部実行まで進むという可能性があるのが1級技能士の試験です。
クライアント(キャリアコンサルタント)の事例としては、関係構築がうまくできない人、問題把握ができない人、展開ができない人など様々ですが、どのようなアプローチをしたのか、落ち込んでいるので、しっかり関係構築をしながら「伝え聞き」の中で、問題を判断し、見立てを立てていく難しさがあるようです。
まとめ
![](https://assets.st-note.com/img/1730091367-3tdcm7qRowjT0AvfGFWSknLr.jpg?width=1200)
キャリアコンサルティング技能士1級は、毎回の試験で1,500名ほど受験するものの、合格者がわずか、67名(学科実技同時合格)というかなりの難関資格です。とはいえ、キャリアコンサルティングの最高峰資格として、一度は挑戦してもよいかもしれません。
☆この記事の編集者:高橋秀誓👦|国家資格キャリアコンサルタント
キャリア相談スキルシェアサービス『coachee』運営者|人材業界歴約10年。人材業界での経歴は大手人材会社パーソルキャリアをはじめとして、
人材サービス会社2社経営し、現役でキャリアアドバイスも実施
★この記事の執筆者:りお👦|国家資格キャリアコンサルタント|Webアナリスト&ライター|SEOコンサルタントGig Labo/Meta Laboで無料講座|メタバースでもキャリア相談してます|上級バーチャルリアリティ技術者|リード・キャリアで、キャリア学習講師| |Xでフォロバ中!