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知っておきたい!1日を72時間生きる方法。

「1日が短い!」
「自分の代わりがもう二人いればいいのに」
「仕事ばかりで、子供と遊べなかった・・もっと1日が長ければ」

なんて、つぶやく方はいませんか?

#今年学んだ大きなこと  として、メタバースとAIの技術進歩が目覚ましいことから、もしかしたら、10年後には1日72時間生きられるしれない
ということです。

正確に言うと、72時間分、活動した証と活動量が得られるかもしれません。

これからのメタバース技術とAIの進化がその助けになるかもしれません。以下は、AI(ChatGPT)と考えた結構、わりと真面目な未来予想図です。今から準備しておきませんか。

なお、後述するように、国(総務省)もわりと真面目に考えていることです。

以下興味があればお読みください。

1日は、アバターとBotの始動が始まる

未来のAさんの1日は、メタバース上のアバターとウェブ上のBotの起動から始まります。メタバース上とウェブ空間上で、複数のアバターはBotを持っているAさんは、AIで読み込ませた自分そっくりの性格と容姿を持ったVR(MR)空間上のアバターを起動させ、活動が始まります。

VR(MR)空間上のアバター

また、同時に昨日までの報告(ただの文章ではなく、もしかしたら、相当先の未来は、五感で感じることも可能)を受けます。

停滞モードにあるかと思うメタバースですが、メタバース空間の市場規模は縮小することなくこれからも、膨らんでいきます。

メタバースと聞くと、完全に漫画のようなVR(100%仮想現実空間)を思い浮かべるかもしれませんが、未来は、もう少し現実と融合したAR(MR)になっているかもしれません。現実にVR画像が浮かび上がるイメージです。

アバターの事例

上記、複数のアバターを利用した未来事例を考えてみます。

アバターの事例

1. メタバース上でのアバターの役割分担

アバターを2体アップロードし、それぞれ異なる目的に特化させることで同時に複数のタスクをこなせるようにします。

  • アバターA: 業務用アバター
    会議、商談、打ち合わせなど、仕事に関連するタスクを遂行。

  • アバターB: ソーシャル用アバター
    新しい人との出会いや関係構築、ソーシャルイベントに参加。

プログラムされたアバターが、あなたの性格や行動パターンに基づいて自然なやり取りを行うようにします。

なお、やり取りをしなくても、プラカード(映像)を持って営業活動するぐらいは可能でしょう。


2. アバターが記憶を収集

アバターが行った活動の要点を収集し、あなたに「エッセンス」としてフィードバックします。

  • 重要な会話や決定事項を要約。

  • 人間関係の進展や新しいアイデアなど、記憶として保存すべき内容だけを抽出。

  • 感情的なニュアンスを含め、あなたが後で理解しやすい形に変換

これにより、メタバース内で行った膨大な活動の中から、本当に重要な情報だけを短時間で受け取ることができます。また、技術が発達すれば、モーションキャプチャーで、実際の感覚を再現したり、味覚や視覚の再現は可能かもしれません。


3. 実現に向けた課題

この仕組みを実現するには以下の課題があります。

  1. 高度なAI技術: あなたの性格や価値観、行動パターンを正確に模倣するAIプログラムが必要です。

  2. メモリ要約アルゴリズム: 膨大な情報を効率よく整理・要約し、感情やニュアンスを含む形で提供する仕組みが必要。

  3. 倫理とプライバシー: アバターが他者と関わる際のプライバシーや倫理的な問題に注意が必要です。


4. 時間感覚の拡張

このアプローチが成功すれば、次のような効果が期待できます:

  • 同時に異なる場所で活動することで、体感的な時間が増える。

  • アバターの活動で得た記憶が「自分が直接体験した」かのように感じられるなら、1日が72時間の価値を持つ可能性が高まる。

4の「直接体験した」臨場感をどれだけ出せるかは、大きな課題となりますが、

ウェブBotの事例

実はウェブBotですでに自分の分身のような形で、プログラミングされている方は、多くいるのではないでしょうか。もう、Botが自分の仕事をしてくれているという方は、今現在でもいらっしゃいます。

具体的な事例を見ていきましょう。

ウェブBotの事例


1. 多機能なタスク実行

  • ウェブBotは特定のプラットフォーム(SNS、メッセージングアプリ、メールなど)上で動作し、タスクの自動化が得意です。

  • 例えば:

    • SNS Bot: TwitterやLinkedInでのコメント、投稿、メッセージの送信。

    • カスタマーサポートBot: 質問対応や問題解決を自動化。

    • リサーチBot: 指定したトピックについてウェブをクロールして情報収集。

2. コスト効率

  • アバターと比べて、ウェブBotは3Dグラフィックや高性能なハードウェアを必要としないため、比較的安価に開発・運用可能。

3. スケーラビリティ

  • Botを複数生成し、それぞれに異なるタスクを割り当てることで、並行して複数の業務を処理可能。

4. 記録と要約

  • Botはすべての対話や操作ログを記録し、それを要約する機能を持たせることができます。

  • 活動のエッセンスだけを抽出し、人間が後で簡単にレビュー可能。


ウェブBot利用の具体例

1. SNSでの活動

  • Twitter(X): 事前に設定したトピックに関連する投稿をモニタリングし、リプライやコメントを自動投稿。

  • LinkedIn: 新しいつながりを構築し、簡単な自己紹介メッセージを送信。

2. カスタマーサポート

  • Botがユーザーからの問い合わせに対応し、顧客満足度を向上させる。

  • 特にFAQに答えるなど、ルーチンタスクの削減に役立つ。

3. ウェブクロールと情報収集

  • 競合他社の調査、特定のトピックについての最新情報の収集。

  • 収集したデータを要約し、洞察として提示。


技術的な実現方法

以下のようなBot開発プラットフォームを使用します。ここまでやらなくてもSNSに組み込まれているBotでよいかもしれません。

1. Bot開発プラットフォーム

  • Dialogflow(Google製): 自然言語処理(NLP)を利用した対話型Botの構築。

  • Microsoft Power Virtual Agents: 直感的なインターフェイスでBot作成可能。

  • OpenAI API: ChatGPTのようなAIを利用したBotの構築。

2. ワークフローの自動化

  • IFTTTやZapier: 簡単なタスク自動化が可能。例えば、特定のメールが届いたらBotが自動返信するなど。

  • RPAツール(UiPathやAutomation Anywhere): より高度なタスクを自動化。

3. データ記録と要約

  • Botが収集したデータをストレージに保存し、要約アルゴリズム(GPTモデルなど)で重要なポイントだけを抽出。


課題と注意点

しかし、安価で、導入しやすい一方、ロボットという性格は変えられず、人間としての体験の質(臨場感の生成)には課題はあるでしょう。

1. ユーザー体験の質

  • Botが「人間らしく」振る舞う必要があります。会話や行動が不自然だとユーザーにストレスを与える可能性があります。これは、「アバター」にかなりの軍配が上がるでしょう。

2. プライバシーと倫理

  • Botが関与するデータや情報には、必ずプライバシー保護の仕組みを導入する必要があります。

3. スパム行為と認識されるリスク

  • 特にSNS上では、Botの活動がスパム行為とみなされ、アカウントが停止されるリスクがあります。

当の自分は、仕事半分、レジャー半分

さて、仕事の大半は、アバターとBotに任せて・・

生身の自分自身は、アバターとBotに仕事をしてもらっているので、その取りまとめだけでよく、1日の半分以上は、家族とのレジャーに時間を費やします。

仕事半分、レジャー半分

仕事はすべて、ウェブ上のアバターや、Botに任せて、自分はアイデア出しと全体管理だけ、あとは、海辺で余暇を過ごすなども可能になるのかもしれませんね。

意外と真面目な計画

総務省の「ムーンショット計画」はご存じでしょうか?それによると、以下のことが述べられています。

2030年までに、1つのタスクに対して、1人で10体以上のアバターを、アバター1体の場合と同等の速度、精度で操作できる技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。

■総務省から引用

複数のアバターが同時活動する未来は、あながち実現されていくかもしれませんね。

★この記事の執筆者:りお👦|越境コンテンツ&ギグ研究家|国家資格キャリアコンサルタント|Webアナリスト|SEOコンサルタント|VR技術者|Lead Careerにて、キャリア学習支援|Banso Works(Global)にてグローバルな働き方を発信|ラーケーション・ラボ(遊びは学び)主宰|Xでフォロバ中

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