個人ブログがchatGPTに勝てる?!可能性と弱点4選とは。
話題のChat GPTー。これでライター、個人ブロガーの仕事は100%奪われるのか?について、個人的にChat GPTに書かせた記事を比較したり、そして、SEOのアルゴリズム(グーグル上位表示)、SNSーSEOの観点から考えてみます(注:以下は、実証と知見を整理しながらも、個人的見解です)
まず、個人ブログが「勝てる」というのは、AIが書いた記事よりも、読まれる、グーグル上位表示されるという定義で行きましょう。
逆説的に言うと、Chat GPTの弱点4選を考えてみて、その裏返しをするという対策になりそうです。
Chat GPTの弱点4選
1.未来には答えられない
2.今この瞬間のことは答えられない
3.共感はできない(実体験できない)
4.情報が正しいかがわからない
弱点1.未来には答えられない
まず、1点目です。GPTに未来のことを聴いても、基本は「わかりません」「あくまでトレンドはこれですが、責任を持てません」となります。聴いてみてください。
GPTのアルゴリズムは過去のWEB情報のDeep学習から生み出されるので、未来について責任もって、答えられないのは当たり前です。
しかし、人間(個人)は未来を曲がりなりにも想像して、記事にすることはできます。これを先取りして、記事にする未来志向SEO記事については、まだ人間の方が勝っている可能性があります。
特定の未来になり、その記事、ブログに実際にニーズが出てきたら、その瞬間、その個人ブロガー、執筆者の情報が閲覧されるニーズがありそうです。
弱点2.今この瞬間のことは答えられない
例えばですが、
”昨日、この街に急においしいクレープ屋さんが出来た!急に人気沸騰で、長蛇の列が出来ている”☺
この美味しい情報、役立ち情報について、GPTで調べても、おそらく今の技術では、間に合わないのではないでしょうか。GPTで”XX街のおいしいクレープ屋さん”では、出てくるまでに相応の時間がかかるでしょう。WEB上での情報を総合して検証する時間が必要です。
しかし、SNSやブログで拡散される情報が優勢です。今この瞬間の具体例を伝えるという意味では、まだリアルに活動する「今、この瞬間」の人間には勝てません。
弱点3.共感はできない(実体験できない)
先ほどの例でいえば、GPTがおいしいクレープ屋さんまで足を運んで(手足がはえて)クレープを受け取り、味覚を持って、「おいしい」と判断することは当然できません。あくまで、相応のデータの蓄積から判断した統計データにすぎません。
一方、XXさん(友人や芸能人など)がSNSなどで「おいしい!また来たい」という気持ちに、共感する気持ちは、人間ならではの欲求です。
GPTが勧める過去データからのクレープ屋さん、知人がリアルタイムでインスタ映える写真付きでおいしい!といっているクレープ屋さんどちらに行きたいか?
前者の人も後者の人もいるのではないでしょうか?
まだ、ここには人間(個人)側の勝機があるのではないでしょうか。
弱点4.情報が正しいかがわからない
これは、有名な話ですが、GPTの情報の正確性はまだまだ100%とは行きません。もちろん、個人ブログが書く情報の正確性はまだまだ100%ではありません(グーグルのアルゴリズムは、出来る限り正確な情報を上位表示しようとしているにすぎません)
しかし、情報というものは何をもって100%正しいかと検証することが、多くの分野である意味不可能です・・
曖昧性があるからこそ、AI検索とグーグル検索(人間が書いた記事)の双方を比較して利用する時代にはなるのではないでしょうか?
まとめ
まだまだAI万能と言われる時代までには時間がかかるますし、人間ならでは情報を得たいというニーズは消えることはない以上、形を変えて、個人が放つコンテンツ(ブログ)も活かせるのではないでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございます☺
★この記事の執筆者:YACO|国家資格キャリアコンサルタント|GCDF-Japanキャリアカウンセラー|Lead Careerにてキャリアコンサルタント受験&活躍支援&Bansoキャリアにて越境キャリアの支援