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日本で中学受験って本当に必要?10年後に役立たないかもしれない理由('ω')
シンガポールという国
こんにちわ。世界の多様な働き方を研究・実践しているYACCOです。いつもお読みいただき、ありがとうございます。
さて、日本では、中学受験は、今の時代も過熱しています。役立つ、役立たない議論は常にありますが、結果として、受験戦争はまだまだ過熱しています。
しかし、日本の中学受験って、結構異質です。こんな早い時期に頑張る割には、その後の人生ってどうなるのかがまだまだ未知数です。
シンガポールという国があり、同じく、小さな時から受験戦争があります。しかし、この国では、優秀層の引き抜きがあり、エリートコースの果てには世界一優秀といわれる公務員になる夢があり、そこそこ高給で、安定しています。
アメリカという国
アメリカという国では、中学からというより、やはり大学勝負ですし、学歴など関係なく、起業や創造力、専門スキルが食べていくためには大事です。スティーブジョブズも大学は中退しています。若いうちは、受験戦争よりもテクノロジー、お金の教育に時間を割いています。
日本はどうするのか?
そこで日本です。
「中学受験で難関校に合格してどうするの」という問いに必ずしも答えられません。答えられれば素晴らしいですが、多くの方は曖昧です。
「難関大学にはいって、安定する大企業に行かせたい」というかもしれません。だから役立つのだ。ということです。一理ありますが、
企業人事として数ある大企業を見てきましたが、企業の従業員の数は減り続けますし、企業自体の数も減ります。すでに日本は1年に10万社近く減っています。大企業なんてものが、10年後にどれだけ存在するか不明です。外資系の子会社になっているかもしれません。
また、大企業は安泰では全くありません。時代はすごいスピードで動いてます。そもそも多くの企業の寿命は、人間の寿命よりも短いのです。
さらに言えば、折角難関校から、大手企業に入ったが1年で辞めた例が後を絶ちません。3年で3割辞める時代です。
中学受験成功したが・・のAさん
例えばの事例です。中学受験で有名K校に合格したAさんです。有名大学へも進み、大企業にも進みました。順風満帆だと思いきや、話を聴くとご不満が多いようです。
「大企業に入ったが、古い体質の会社で、指示に従って働くしかない」
「経営者・上司とのコネづくりが下手だし、やりたくないし、管理職にはならず、担当職でもんもんと過ごしています」('ω')
もしかしたら、Aさんには、もっと違う輝かしいキャリアがあったのではとも思ってしまいます。
中学受験は、暗記力、ロジカル思考の訓練
中学受験は、暗記力、ロジカル思考などのいわば訓練です。
これはこれで、一時的に能力が飛躍的に上がるでしょう。
しかし、考えてみると、この能力はパソコンでいえば、記憶装置や、演算装置が優れているだけの話です。
記憶装置が充実していて、演算装置が間違わないPCがありますが、一台いかがですか?といっても誰も今の時代、誰も買いません。
時代が求めているのは、
「失敗を恐れない行動力」であり「創造力」であり「最先端知識への飽くなき探求心」だと思います。
これらが中学受験で逆に奪われるリスクも考慮しなくてはなりません。
中学受験自体が問題ではない
ここで言いたいのは、中学受験自体を否定するわけではありません。(個人的見解です)
但し、受験するなら、もっと将来の目標を持つこと、何か乗り越えた経験として自信、自己効力につなげることが大事なのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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