対応済みですか?個人・複業・フリーランスでも、0円からできるSEO対策 10選!
個人事業主や副業・複業でSEO対策というと、そこそこのお金もかかるし(数十万円~数百万円)、「とても、そこまでしません!」
という方も多いのではないでしょうか('_')
※SEOとはサーチエンジンオプティマイゼーション(Search Engine Optimization)の略で、要は、自身のWEBページに集客しやすくするテクニックです。
昨今は働き方の多様化で、個人がフリーランス、個人事業主、ギグワーカーとして、活躍する機会も増えてます。
その中で、自身のSNSや、ランディングページ(基本となるWEBページ)にSEO対策の必要性が問われています。
そんな中、0円でもできるSEO対策はあるのでしょうか?そんなヒントからできること10選を紹介します(^^)/
❶無料のランディングページを準備(推奨)
ランディングページ(Landing Page)とは、あなた自身またはサービスの基本となるWEBページです。あなたが設置する多くのリンク先の終着駅となる、貴方のメインWEBページを指します。
すべてのSNSや、メルマガ、リリース情報からのリンクを集めて、このページに集約します。このランディングページが必要なのは、あなたのブランディングを確立する、アクセスの傾向を知る上でも大事です。
SNS(例:Twitter)がランディングページです!という方はそれでもOKですが、正確なアクセス数の傾向がわからないのと、他社サービスのため、自由がききません。(例えばFBやTwitterは、基本個人向け交流が目的なので、いきなりビジネスの話を持ち込むと一気に人気が下がりますし、本来FBでは禁止されています)
いわゆる自身のランディングページ(メインWEBサイト)を持つことは大事なことです。
今では、様々なCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)が出てますので、HTMPやJava、CSSの知識がなくても、無料で簡単にWEBページがつくれますし、ランディングページであれば、ほとんど無料でOKです。
WixやJimdo,Strikinglyなどが有名ですね。サーバー料金はかかりますが、細かい設定まで自信のある方はWordpressでつくるのも手でしょう。
❷目標「キーワード」が問題ないか確認する
あなたのランディングページ(WEBサイト)には、目標keywordが必要です。この選定のためには、Google3種の神器!を活用します。
グーグルキーワードプランナー、またはグーグルトレンドが探索に便利です。或いは、そのままグーグルの検索窓にキーワードをいれると、候補のキーワードサジェストが起動しますから、そちらも参考になります。
一言でいうと、あなたが目指したい集客キーワードがどんなトレンドになっているかを知り、キーワードを柔軟に軌道修正することも大事です。
まったく、検索されない需要のないキーワードで発信していても、なかなかアクセス数はあがらないでしょう。
❷記事を書いたら、「キーワード分析」をする
何気なく、書いている記事、ブログも実は、テーマに沿ったキーワードがどの程度入っているか、をGoogleは見ています。
最適なバランスは、何らかのキーワードが4-5%入っている記事です。それも、上部にたくさん入っていて、下部につれて、減っていく逆三角形型がよしとされています。▼ こんな形です(^^)/
キーワード出現解析ツールは無料で使えますから、自身の一押しの記事を分析してみると良いでしょう。
〇出現率チェック無料SEO対策(参考)
なお、ブログ記事は、最低でも800文字、競争優位にたつには3800文字以上が必要といわれています。
また、独自性のあるもの、できれば1次情報(自分が直接見て聴いたもの)が良いでしょう。
他のドメインサイト、あるいは自分の同じドメインサイトから文章を全コピーあるいは、一部変えただけのコンテンツは、ペナルティになることがあります。注意しましょう。
私の一例で恐縮ですが、('ω')
以下の私の記事は、「キャリアトランジション」というワードで、グーグル検索1位で出てきます(2021年4月状況)。
これはNoteで書いた「キャリアトランジション」についての記事ですが、キャリア・トランジションという用語のキーワード比率が大体4-5%になっており、かつ逆三角形的にキーワードを配置しています。
❸トラフィック(アクセス状況)分析をする
SEO分析でグーグルアナリティクスは、無料で使えます。(ただ、無料のCMSをご利用の場合、CMSによっては、うまく連携できないこともあります)
このグーグルアナリティクスでは、サイトのアクセスの状況、アクセスしたユーザーの属性、流入元などがわかります。便利なツールですので、使ってみましょう。(集客➡チャネル)
その際の用語で以下だけおさえればいいでしょう。
Organic・・自然ワード検索から流入
Direct・・直接PCのブックマークから流入
Refer・・どこかのWEBリンクから流入
SNS・・どこかのSNSから流入
の種類を覚えて、分析し、どの媒体からが多いのか、調べてみましょう。
❹グーグルインデックス状況を確認。
Googleによるインデックス状況とは、GoogleにIndex(認知)してもらっているかどうかです。もし、インデックスされてなければ、原則として、検索で出てくるわけはありません。
これにはグーグル・サーチコンソールを使用しましょう。無料です。
グーグルアナリティクスは、貴方のWEBページにたどり着いた後の分析ですが、サーチコンソールは、その以前に貴方のWEBページがGoogleに認識されているかどうか、モバイル適応になっているかどうか、ペナルティがないかどうかを見るサイトです。
グーグル・アナリティクスと両方セットで大事なツールです。
●Google Search Console
❺内部コーディング対策
コーディングというのは、HTMLやCSSなどの記述言語・タグでできる対策です。この難しい部分は抜きにして、大事なのは3大エリアといわれてます。
タイトル、H1タグ(大きな見出し➡大体、ページの一番上)、メタディスクリプション(このページは何かの説明欄)です。
無料のCMS利用でも、上記の入力欄は、「設定」メニューなどにあるのが普通です。探してみてください。
この部分に、しっかりキーワードを自然にいれるということが大事です。それでだけでも、個人には十分な対策でしょう。
大体、目標keywordを含みますが、H1タグでは、1個まで、タイトル、メタディスクリプションでは2個までにした方がいいでしょう。
❻内部構造の整理
見やすいページ、整理されたページをGoogleは好みます。例えば、ブログ記事が散乱されていて、どこを見ればいいかわからない状況は良くありません。サブページをカテゴリー分けして、配置し、その下に関連記事をいれるなら、工夫をすることを心がけましょう。
メニューも関連ページにたどり着きやすくしましょう。
自分のページの内部構造は、あまりSEOには関係ないように思われがちですが、その論理構造をしっかりGoogleはチェックしているようです。
❶~❻はどちらかというと、「内部対策」という分野です。❼からは「外部対策」になります。
❼被リンク対策
昔は、リンク元(被リンク)をとりあえず、増やせば、ページのランクがあがり、上位表示される時代がありましたが、今は、禁止されています。
しかしながら、「自然な」リンク元の数と質は、SEOに効果があるのは事実です。
個人でできることといえば、役に立つブログ・情報を発信し続け、なるべくページランクの高いサイト、権威あるサイトに「自然に」リンクされるのを待つという事です。やみくもにリンク元(被リンク)を増やすとペナルティの対象となるのでやめましょう。
➑SNSからの流入
昨今、無視できないのは、SNSからの流入獲得です。一昔前は、Googleの検索順位を上げるという事が大事な時代でしたが、今はSNSからの流入がそれを上回ることも珍しくありません。
6大SNS+動画配信といえば
・Twitter ・Facebook ・Instagram ・Line ・Tiktok ・Youtube
が主なものでしょうか。これらに登録し、自身のランディングページ(WEbサイト)にリンクを張り、来てもらうのが、個人が一番、低コストで集客する方法です。
しかし、よく間違うのが、SNSでの「いいね!」「フォロワー」の数が増えれば、自身のランディングページのSEOも高まるだろう!という誤解です。また、SNSでリンクを張れば被リンクが増えるので、これもSEO効果があるだろうという誤解です。
Googleは、あくまでリンクを通じて、実際に貴方のページにたどり着いた結果してみておりません。「いいね!」は自身のSNS上での効果はあるかもしれませんが、貴方のページ自体には直接的なSEO効果はありません。
とはいうものの、SNSリンクからの流入効果はすさまじいものです。SNSは全て登録し、発信を怠らなければ、相応の効果になるでしょう。
➒サイテーション(言及)シグナルとは?
サイテーションとは、参照・言及という意味です。昨今、被リンクではなく、貴方のサービス、貴方自身のことを、WEB上で言及されることで、あなたのページのSEO自体に効果があるとされています。
これを、サイテーション・シグナルといいます。
要は、あなたのサービスがWEB上で話題になればいいのです。Twitterでいうと、リツイートされまくる状態、いわゆる「バズる」という状態です。
このためには、
貴方のブランド名が統一されてユニークであるのが優位ですし、プレリリースして、話題にさせる、SNSやポータルサイトに登録するのは有効な手段でしょう。
➓モバイル対策
昨今は、Googleにてモバイルファーストインデックスというものが導入済みであり、モバイルサイトでいかに見やすいか、が重視されます。
もっと具体的に言うと、
全てのページのモバイル対応ができているか、サイトの軽量化されているか(重いモバイルページはNG)、モバイルユーザーのトラフックがしっかりあるか、がSEO上有利になります。
最近、自身でつくるWEBサイト(CMS)は自動的に、モバイル対応になってますが(動的配信というサービス)、PCで見るユーザーよりはモバイルで見るユーザを意識し、あまり、文字を詰め込まない、シンプルな構造などの対応をしましょう。
しっかりモバイル仕様になっているかどうかは、❶モバイルフレンドリーテスト(google)や❷page speed insights ❸サーチコンソールのモバイルユーザビリティ画面をチェックすることをお勧めします。
★+αの対策(もっとできる方へ)
①ASOという選択肢(モバイルアプリをつくるか、利用するか)
ASOとはApp store Search Optimizationの略です。要はアプリを活用してしまおうという作戦です。自力でアプリを作るのは個人では難しいし、0円にならないのでコストもかさむ(HTML5ベースのハイブリッド方式、ネイティブ方式があります)と思います。
ですが、既存のアプリに乗っかってしまおうということは可能です。アプリを活用したものとして、①レコメンド②ソーシャル③サーチがあります。
個人としては、②のソーシャルの活用が考えられるでしょう。SNSの中でも、SNSアプリを指します。例えばラインアプリです。これにアカウント登録をすることで、友達登録してくれた顧客に、1対1トークや、プッシュ配信をしてくれます。2015年より個人事業主やフリーランスなども原則誰でも利用ができるようになったようです。
アカウントを持つだけでなく、タイムラインを投稿したり、PRページにはクーポンなども作成可能です。リサーチページでは、アンケートや人気投票のようなユーザー参加型コンテンツを配信可能です。顧客属性をそこで把握することが可能です。また、日々の友人登録数やタイムラインへの反応などの統計もグーグルアナリティクスのように把握可能です。
②ローカルSEOという選択(ローカル顧客を集める!)
特に地元にリアルなお店を構えている方は、ローカルSEOという特別な分野にも対応する必要があります。ヴェニスアップデートをGoogleが2012年に行ったことにより、ユーザーの位置情報が検索結果に反映されるようになりました。地図部分での上位表示を狙うMEO(Map Engine Optimization)が必要になります。
まず、検索の大手Googleに対応するのが大前提ですから、Googleマイビジネスに適切に登録するというのが第一歩です。そして、マイビジネス内にコンテンツを増やす、口コミを投稿してもらう、返信する地道な対応も功を奏します。また、同時に通常の自然検索でも上位に出ることが有効です。
サイト構造としては、トップページで事業所が所在する地域名の上位表示を狙い、サブページで近隣の地域名、細かな地域名での上位表示も必要でしょう。トラフィックを増やすためのお役立ち情報も有効です。
また、手遅れかもしれませんが、ドメイン名XXX.com部分には地域名も入れるとよりSEO効果があるといわれています。また、事業所にたどり着くまでのアクセスマップをつけるとより良いでしょう。これは、ローカルシグナルとしてGoogleも評価しているようです。
外部対策としては、被リンクをローカル色が高いサイト(地域ポータル、地域ごとに分類された業種別ポータル、ローカルNews,ローカル団体、ローカルイベント、その他ローカルサイト)からのものが有効でしょう。
しかし、ローカルSEOのやりすぎには問題もあります。ローカルのトラフィックを優先してしまうがため、全国からのトラフィックがなくなってしまう点です。矛盾しているようですが、同時並行的に、全国対応もした方が(ナショナルSEO)トータルとしてのトラフィックは上昇し、上位表示にも貢献します。その際に大事なのは、全国的にもお役立ち情報を掲載することです。例えば、Q&Aページ、相談事例ページ、メリットデメリット解説、実行方法、用語集&豆意識です。
③パンダ🐼アップデートとペンギン🐧アップデートに耐える
なぜか、動物の名前かはわかりませんが('ω')、Googleが変更した検索アルゴリズムの中でもとても重要な二つです。
パンダ・・コンテンツの品質に関して、評価を厳しくした(独自性重視)➡よって、他のサイトからのコピーなど独自性の低いものはNG
ペンギン・・過剰な最適化に関する評価を厳しくした ➡keywordのサイト内の過剰埋め込み、外部ドメインからの品質低い被リンクの増加はNG
通常、個人では、込み入ったSEO対策はやらないかとは思いますが、これらだけは気を付けましょう!
④ランクブレイン(AI)に対応する
2015年、Googleが人工知能(ランクブレイン)を使い、検索順位を算定すると発表しました。自ら学習し、進化する学習型なので、その進化は驚異的なものです。検索意図(User Intent)が重視される時代です。
例えば、転職 というキーワードで検索された場合も、単純に転職の状況が知りたいのか、転職のやり方を知りたいのか、エージェントを探しているのか、意図は様々です。それがAIが即時に分析し、適したもの提示することになります。個人として、できるのは、様々な検索意図のアンテナをつかみ、様々なバリエーションのコンテンツを書く事でしょうか。また、画像認識も格段に進んでいます。コンテンツと関係ない画像が多いと、SEOには不利かもしれません。
⑤検索エンジンの多様化
世界の検索エンジンの9割がGoogleが占めているのはご存じのとおりです。しかし、その多様化が起こっています。まずAppleのSpotlightです。世界でアイフォンユーザーが多いことを武器に端末起点での検索最適化がありうるかもしれません。AppleのSpotlightでのマップ上位表示には、Appleが提携しているポータルサイトの掲載、レビュー、ユーザー近くに店舗が存在という上限が必要です。
また、今の若者はTwitter検索をして、Google検索はしないとも言われています。なぜならば、Twitterの方が即時性があるからです。Googleは最新情報でも上位表示されるまで、一定の時間がかかります。Twitterでトレンドワードを検索し、即時に自身のランディングページに埋め込むなども有効かもしれません。
まとめ
内部対策、外部対策とありますが、今や無料でもできる範囲はたくさんあります。資金力に乏しい個人が多額の投資をするのも、難しいですし、無理のない範囲でSEOは意識すると良いでしょう。
個人としては、内部対策としては、重視すべきはコンテンツの質と量でしょう。これは地道に、キーワードを基本とした「型」を理解したうえで、続けていくしかありません。コンテンツは、自分なりの工夫で、一発バズるということもあり得るでしょう。
外部対策では、やれることは多々あります。例えば、SNSですね。6大SNS+動画配信に登録し、更新する体力があれば、かなり効果は違うでしょう。
ご健闘をお祈りします!(^^)/ リードキャリア
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【参照文献:全日本SEO協会 検定教材】
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