「もっと自律的になれ!」といってもほぼ無意味な理由('ω')
自律的とは何なのか?
こんにちわ。世界の多様な働き方を研究・実践しているYACCOです。
「もっと自律的にならなきゃ、もう大人なんだから」なんてご指摘。
「キャリア自律は大事だ!明日から皆、キャリア自律で行こう!」なんて呼びかける研修やセミナー('ω')
でも、「自律的になれ!」と言われた 「はい!」と自律的になった人を私は知らない('ω') のですが、どうでしょうか。
そもそも、自律は、「自分の意思」でなるもの
自律は、他人から言われて変わるものではありません。逆に、他人から指示的に言われると、変わりたくないという意識が、ますます働いてしまいます。
その場は、「いいお話でした。ありがとうございます」っていうかもしれませんが、明日には忘れてしまう方も多いのでは。
自律研修も意味があるのか?
「自律しよう」という研修・セミナーもありますが、一方的な講義だけではあまり意味はないでしょう。ワークが伴い、自分に気づきや内省が促せるものであれば、多少効果はありますが、そこまで効果は長続きしないのでは。
自律的になるには?
自律的になるには、自分で気付き、内省し、自信を持つことが大事です。外部圧力は、かえって邪魔になります。自分ひとりの力で、新しいことに挑戦してみる、失敗も成功も自分の責任で振り返る。
そんなことだけでも、自分の強みや持ち味、価値観に気づき、様々な人と出会うことでで、目標も生まれる=自律的になっていくのではないでしょうか。
自律的になるには、旅に出すのがいい?
人間が自律的になるのは、何らかのイベントや、新しいプロジェクトにかかわらせて、自分ですべて判断する状況に置くことだといわれています。
欧米、海外では、そのようなプログラムを多数走らせています。
例えば、サムスンは、入社したての新人をミッションなしに、海外に送り出し、成長させるというユニークな研修手法で、一躍グローバル企業に上り詰めました。
ちょっと、信頼して、権限を委譲し、新しいプロジェクトを任せてみるだけで、自律は育つのでは?
「いやー、若手に権限を与えるのはねー」と言って、
研修でお茶を濁したり、「さあ、自律だ!」と掛け声するだけではどうなのでしょうか?
◆フリーランス・複業の完全ガイド!これさえあれば、という一冊!
◆こんなお悩みありませんか?('_')「100年時代!自分らしい働き方がしたい。会社は辞められないけど。」
「定年を超えても、楽しみながら多少なり収入源が欲しい。」
「転職、複業活動を始めたけど、どうもうまくいかない。」
「キャリアの国家資格者に働き方を相談してみたい」
➡100年時代の100通りの働き方準備、「今」始めませんか?