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知ってましたか?「会社(仕事)人間」と「社畜」の違い。それぞれの末路。

「もう、俺なんてさ・・社畜だよ・」
「彼は、ほんと、会社人間だよね・・」

というセリフはよく聞きますが。その違いってご存じですか?実は、結構その意味は似ているようで違います。

社畜とは

社畜とは


「会社人間」と「社畜」は、どちらも仕事に関連する言葉ですが、「社畜」には「会社や上司の理不尽な命令で仕方なく働く」という意味合いが強く込められています。

「社畜」は「会社」と「家畜」を組み合わせた造語で、家畜のように会社に飼いならされて、自分の生活や健康を犠牲にしながら盲目的に働く社員を揶揄した言葉です。

外部の人間がからかったり、働いている当事者が自虐的に使用したりすることもあります。

会社(仕事)人間とは

一方、「会社(仕事)人間」は、仕事ばかりしているという点では「社畜」と共通していますが、前向きに仕事をしている人や起業した社長など、前向きな働き方をしている人が主な対象です。

多くのタスクをこなすためにプライベートより仕事を優先する人、というニュアンスがあります。

上記、二つのタイプとも、会社にとっては、ありがたすぎる存在ですが、実は、今、良からぬ問題も起こってきています。

社畜、会社人間の末路

社畜、会社人間の末路

会社では、使いがっての良いとされる「社畜」「会社人間」ではありますが、実は、お互いにとって、マイナスの影響があることご存じでしょうか?

社畜の末路

社畜の末路

社畜は、受動的に会社にいる状況です。よって、エンゲージメントは高くありません。基本、「言われた仕事を行ったら帰る」「面倒な仕事、一歩質を上げる仕事」はしません。

しかし、このような社員は、成績は中ぐらいが多いので、やる気がないからと言って、解雇はできません。給与は次第に高くなり、「給与は高いけど、働かないおじさん」を生成してしまいます。

会社人間の末路

会社人間の末路

次に会社人間です。これは、ありがたい!と会社は思うかもしれません。しかし、実は違います。

この会社人間の特徴は
「これだけ会社に前向きに貢献しているから、会社=自分だよね」という意識が強い方です。これは多くの方が納得されます。

これの考え方が、行き過ぎる方が、じきに登場します。つまり、会社のお金で研修はすべて受けられるんだよね、会社のお金で、飲み会にいっちゃおう。会社のお金で、好きなところに出張しよう。だって、こんなに頑張ってるんだもん。いいでしょう。と思ってしまいます。

と、じきの会社のお金と自分のお金の区別がつかず、時に不正をする方もこのタイプの方だということがわかってきています。

創業者や社長でもない限り、会社=自分ではないのですが、「こんなに頑張っている自分」=会社と思い込んでしまうのが、このタイプの特徴です。

まとめ

まとめ

よって。一般的に定義される社畜も、会社人間も、度が過ぎると会社にとってはマイナスになります。適度な距離を保ちつつ、エンゲージメントがそこそこ高い社員、自律的な社員、常識的な社員を増やすのが賢明でしょう。

■これは面白い!漫画でも学ぶ社畜


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