Mediumとは何者?Noteのグローバル版?貴方の記事は世界で読まれる。
突然ですが、貴方のブログ記事が、海外で拡散されたとしたら、すごいことではないでしょうか。そんなことも現実的には可能です。
※注:海外というと英語アレルギーの方がいるかもしれませんが、読む分にはGoogleで自動で日本語に翻訳されますし、執筆の際は、ChatGPTで英訳の手助けを頂ければよいでしょう。
★この記事の執筆者:りお👦|越境コンテンツ&ギグ研究家|国家資格キャリアコンサルタント|Webアナリスト|SEOコンサルタント|VR技術者|Banso Works(Global)にてグローバルな働き方を発信|Lead Careerにて、キャリア学習支援|ラーケーション・ラボ(遊びは学び)発起|Xでフォロバ中
Mediumは、幅広いトピックに関する記事やブログ、エッセイを公開できるオンライン執筆プラットフォーム(Blog Platform)です。使いやすいインターフェースと、世界中の読者にリーチできるコミュニティ駆動のモデルで知られているようです。
日本には、類似のものとしてこの、Noteになります。Noteを基本利用しつつ、Mediumなどのグローバル版も試してみるのもよいかもしれません。
Mediumは、アメリカ発祥のプラットフォームです。2012年に、Twitterの共同創業者であるエヴァン・ウィリアムズ(Evan Williams)氏によって設立されました。
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短い投稿形式に特化したTwitterに対して、もっと深い考察や長い文章を共有できる場を提供したいという目的でMediumを立ち上げたとされており、その結果、長文記事やエッセイ、ストーリーテリングに適したプラットフォームとして、多くの作家やブロガーに支持されています。
アメリカのテック企業が設立したこともあり、特にテクノロジーやビジネス、自己啓発といったトピックが充実しているのが特徴です。
こちらが実際のサイトです☟【Medium】
日本では、これに似たプラットフォームとしてNOTE(ノート)があります。以下は、両者の仕組みを比較してみたいと思います。
1.コンテンツの焦点とターゲット
2.マネタイズ(収益化)の方法
3.コミュニティとネットワーキング
4.SEOと拡散
5.使いやすさ
6.費用
まとめ
私の感想ではありますが、Mediumは、とりあえず、世界規模のプラットフォームなので、いいねなどのエンゲージメントと、インプレッションの「桁が違います」ここで、有名ブロガーになれたなら、1億足らずの人口の日本だけでなく、けた違いのウェブ上でのプレゼンスが獲得できるかもしれませんね。
日本のブログプラットフォームのように、画像や漫画が多いようなものでなく、テキスト中心ではありますが、シンプルで洗練されている印象があります。
1.コンテンツの焦点とターゲット
Medium
当然ながら、主に英語のコンテンツが多く、国際的な読者を対象としています。日本のみであるNoteとはここが違います。主には、テクノロジー、起業、自己啓発、ライフスタイル、ニッチな興味などのトピックが一般的です。グローバルな名声を築きたい執筆者、ブロガーに適しています。
NOTE:
主に日本語のコンテンツが中心で、国内の読者をターゲットにしています。
日本の文化、ビジネス習慣、旅行、地元のトレンドなど、より文化的に特化したテーマが多いです。日本の読者や、日本文化に興味を持つ人々を対象にした執筆に適しています。
2.マネタイズ(収益化)の方法
Medium:
パートナープログラムを提供しており、執筆者は読者の閲覧時間やエンゲージメントに応じて収益を得られます。
読者は年額約50ドル(2024年11月現在)でMediumを購読し、無制限に記事を読むことができます。この購読料の一部が執筆者に分配されます。
読者から直接課金せずとも収益を得やすい仕組みです。
■プランはこちらをご覧ください👇
NOTE:
NOTEでは以下の方法で収益化が可能です。個別記事や記事シリーズの販売。つまり、ダイレクトのコンテンツ自体を有料版にして売ることができます。
有料サブスクリプション(定期購読)を提供することも可能ですね。読者からの寄付や投げ銭もあります。
もちろん、限定的ですが、Amazonアフィリエイトなどの利用は可能です(2024年11月現在)
執筆者がコンテンツの価格設定を自由に行えるため、収益化の柔軟性が高いです。
3.コミュニティとネットワーキング
Medium:
質や読者の興味に基づいて記事がトレンドになり、バイラル化する可能性があるグローバルなコミュニティです。読者は「拍手」(いいねのような機能)やコメントで交流します。
NOTE:
より小規模で日本特化型のコミュニティです。執筆者が読者と直接やり取りする機会が多いです。コメントや「スキ」(いいね)、シェアを通じた交流があります。個人的なストーリーやニッチなコミュニティを重視しています。
4. SEOと拡散
Medium:
Mediumの記事はSEO(検索エンジン最適化)が非常に優れており、関連トピックに関するGoogle検索で上位にランクされることが多いです。
Medium自体のドメインの信頼性と内蔵の分配システムが執筆者の助けとなります。
NOTE:
NOTEの記事も、日本国内でもSEOは非常に優れています。ドメインパワーはX(94スコア)までとはいきませんが、92スコア(100中)であり、初心者でも記事によっては上位表示の可能性が高いです(※Moz SEO調べ)
これに加え、NOTE内のエコシステムやソーシャルメディアでのシェアによって目立つことができます。
コンテンツ拡散は、付随して、主にコミュニティ内でのシェアやSNSプロモーションをしていきます。
5. 使いやすさ
両プラットフォームとも初心者に優しく、フォーマットや公開に必要なツールがシンプルで直感的です。
Medium:
ミニマルで洗練されたデザインで、執筆に集中しやすいでしょう。
NOTE:
日本のクリエイター向けに特化したテンプレートや、コンテンツ販売向けの機能が充実しています。
6.費用
Medium:
執筆者は無料で記事を公開できますが、読者はすべてを読むためにはメンバー登録が必要です。上記の通り、読者は年額約50ドル(2024年11月現在)でMediumを購読し、無制限に記事を読むことができます。この購読料の一部が執筆者に分配されます。
NOTE:
同じく無料で登録・公開が可能ですが、コンテンツ販売時にはプラットフォーム手数料が発生します。以下が規約★ですね。コンテンツ販売したら2割~3割引かれると考えればよいでしょう。
★コンテンツを販売する際に引かれる手数料 – noteヘルプセンター
まとめ
Mediumは、国際的な読者をターゲットにし、エンゲージメントによる受動的な収益を目指す執筆者に最適です。縮小日本ではなく、海外、80億人をターゲットにしたい場合は、最適な選択肢ですね
NOTEは、日本語での執筆を主とし、収益化の柔軟性を求めるクリエイターに向いています。まずは、日本国内で地位を固めたい初心者の方にはお勧めですね。
どちらのプラットフォームを選ぶかは、言語スキル、ターゲット読者、作成したいコンテンツの種類によって決まります。頑張って下さいね!
★この記事の執筆者:りお👦|越境コンテンツ&ギグ研究家|国家資格キャリアコンサルタント|Webアナリスト|SEOコンサルタント|VR技術者|Banso Works(Global)にてグローバルな働き方を発信|Lead Careerにて、キャリア学習支援|ラーケーション・ラボ(遊びは学び)発起|Xでフォロバ中