Fiverr/Freelancer/Upworkの違いとキャリコン参入の可能性
Fiverr/Freelancer/Upworkの参入可能性
Fiverr/Freelancer/Upworkは、いわゆるギグワーク、クラウドソーシング、フリーランスといった働き方の代表的グローバルプラットフォームです。
日本では、ココナラ、ランサーズ、クラウドワークスが3大プラットですが、それのグローバル版です。
ちなみに、2021時点の個人調べでは、以下が登録者規模です。昨今のギグ&フリーランス化により、登録者数は増加傾向です。
クラウドワークス↑ 443万人
ココナラ登録者数↑ 227万人
ランサーズ登録者数↑ 110万人
ストアカ登録者数↑ 77万人
Freelancer登録者数↑ 5,130万人 (豪発祥)
Upwork登録者数↑ 1,200万人 (米発祥)
Fiverrバイヤー数↑ 342万人 (イスラエル発祥)
※個人調べです。
こう見ると、日本のクラウドソーシングの規模は、世界的に見ると明らかに小さいかがわかります(まあ、当たり前ですが)
キャリコンとして参入できるのか
まず、上記のどれも、主なやり取りサービスは、デザイン、IT/WEB/プログラミング、Translation(翻訳)などであり、「キャリア相談」といったサービスはあまり見受けません。
時々、「キャリアコーチ」「Mock Interview(模擬面接)」を見受けます。これは、日本でも同様の傾向ですが、日本のココナラなどでは、キャリア相談サービスをそこそこ見受けますが、グローバル版は極めて、限られた需要には変わりなさそうです。
Upwork(米)について
まず、Upworkは、登録までの審査が厳しいです。審査は通るかもしれませんが、経歴書を出したり、専門性を記述させられたり、結構、登録までに大変な思いをします。そもそも、キャリアコンサルティングのニーズは多くなく、相当な専門性と英語力を持った方ならお勧めです。
Freelancer(豪)について
こちらは、比較的登録は容易です。基本、Projectというお仕事に対して、入札(Bid)するというタイプです。月に6回程度までしかBidできないという制約があるようです(月間)。
プロフィール完成させるには、それなりにしっかりしたデータベースから、本人情報を入れる必要あります。日本の大学も全てソートされて出てくるので、さすがのDBです。
日本人の登録者はさほど多くないように見受けます。日本語への翻訳ニーズの仕事は相応にあるようですが、それにBidする日本人があまり多くなく、日本語への翻訳業務を、日本人以外がBidしているのも見受けます。
試験、Examがあり、この試験を受けないとスキルの証明ができず、不利になりそうですね。試験代金は5ドルです。
Fiverr(イスラエル)について
日本のココナラと、仕組みがかなりそっくりです。ココナラを使い慣れている方は、かなり飲み込みが早そうです。Fiverrという名のごとく、5ドルからの気軽なサービスであり、ユニークなサービスも出品可能です。
比較的登録もプロフィール登録も容易です。試験も無料で受けられますので、気軽に始められるのはメリットです(初期登録の際に、米国の居住者でない確認はされます)
バイヤーの母数が少ないのは、デメリットですが、それでもココナラを上回っているので、そこをどう見るかでしょうか。
◆フリーランス・複業の完全ガイド!これさえあれば、という一冊!
◆ギグエコノミー襲来
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?