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大手企業出身者が、外に出て直面するのは圧倒的な○○力不足!

日本の大手企業出身で、早期退職や、何らかの事情で外に出る、つまり小企業(スタートアップ企業)や、フリーで活動する際に、圧倒的な力量不足を痛感することがあります。

私もこれについては、全く同意です。

その目を覆うほどの、力不足とは、何でしょうか。

それは、




「顧客獲得力」
です。


こんな話があります。


具体的な事例(Aさん、Bさん)

大手企業出身者のAさんは、早期退職し、自身でビジネスを立ち上げようと意気揚々に事業を立ち上げられました。まずは、大企業出身である程度の要職を経験したので、セミナーを開けば、まずは2桁以上のお客は容易に獲得できると思っていたそうです。

しかし。。申し込みは知人の方2名のみ。「おかしい。。」

そこで、思い切って、採算度外視で 無料セミナーにしてみました。会場費や、広告費は自腹です。

しかし・・それでも、誰も来ないのです。('ω')

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誰も来ない・・

次の事例です。

大企業出身のBさんは、早期退職し、知り合いのスタートアップ企業で再スタートを切りました。しかし、早速顧客獲得に苦労しています。

大企業では、名刺一つで最初の面会まで行けることが多いです。しかも、長年の付き合いなので、もう大方話もついていて、調整の営業に伺うぐらいのこともあるでしょう。

しかし、中小規模の会社、スタートアップは全くの別物です。

そのやり方、感覚で行くと、門前払いはいいところで、営業の電話も切られてしまうなど日常茶飯事です。WEBマーケティングの基本理論、苦渋の策、時には足を駆使して、顧客獲得をしていく心構えが必要です。

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門前払いもいいところ

一人の顧客開拓さえ、容易でない

大企業出身者

こういった0からの顧客獲得力を全く身に着けておらず、意気揚々と、大企業の社外に出てしまうと大変危険です。

本当に痛感するのは、大企業では、すぐに何百という顧客獲得が出来きますが、個人になったら、一人の顧客の獲得がどれほど難しいことかということです。

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一人も顧客が来ない

大企業で学ぶ営業は、B to B中心で顧客維持のスキル、理論であることも多いですが、このマクロすぎな視点と運営は、大げさにいえば、役に立ちません。

大企業で学ぶ人事戦略なども、外に出ると(極端に言うと)「無意味」です。大企業で学ぶ財務・経理戦略もフリーになったり、小規模の企業ではほぼ役に立ちません。

ましては、大企業にありがちな、上位者とのコミュニケーション力(人間関係調整力)も当然、フリーや小さな会社ではほぼ意味を成しません。

要は、

「一人でも多くの顧客を獲得する、維持する、利益をひねり出す!」

これがシンプルに求められるのです。

事例2(フリーランス 対 大企業役職者)

こんな話もあります('ω')

1か月以内に、フリーランスと大企業役職者で、新規顧客をどちらが集められるか(同時スタートした場合)どうなるかです

当然ですが、ウェブマーケ慣れし、やり方もわかっているフリーランスに圧倒的に軍配が上がりました。勝負にならない程度です。

大企業役職者は、とりあえずイベントサイトに登録して、参加を待つのみですが、フリーランスは、SNS、ライティングからUXを駆使したLanding pageの設計・導線、LPOからコンバージョンまでの一連の流れを理解しており、短期間でも相応の成果が出せます。

フリーランスが強い!

大企業出身者はどうすればいいのか?

大企業出身者

まずは、マーケティングの基本理論、特に今はウェブを駆使したウェブマーケティングを学ぶのは最低限必要でしょう。

そして、Web上でのインフルエンス度を個人としても上げる事も大事です。

日々、様々なフリーランス、スタートアップ企業がネット上で、どう自分、自社を差別化し、顧客獲得につなげるようしのぎを削っています。

私は大企業から出されない?大丈夫でしょうか?

私は、大企業から出ない予定だから。という方も。

本当に大丈夫でしょうか?

大企業の外に出るのは意外と、時間の問題です。好む好まざるを問わず。

出たくなくても、きっと出る日がくるかもしれません。

だからこそ、心構え、スキルアップの準備はしておきたいですよね。



















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