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キャリアコンサルタントは「仕事がない・意味ない」は本当?
2016年に国家資格化されたキャリアコンサルタント資格。今や6万人の登録者がいます。(2022年現在)しかし、よくささやかれるのは
「キャリアコンサルタントは仕事がない」説です。これは本当でしょうか?こういった統計はもちろんありませんが、人材業を20年、キャリア支援者を5年間見てきた立場から、実例を検証してみます。
キャリア相談が毎日舞い込む人
2018年に資格取得をしたAさんは、毎日キャリア相談が舞い込みます。
Aさんは、企業に所属しつつも、複業でキャリア相談を請け負っているようです。キャリア相談については、特定の団体には所属せず、自身でブログを開設し、そこから、個人のWEBサイトや、ココナラ・ストアカなどのクラウドソーシングアプリに誘導し、お客様を得ています。
「初年度はほぼお客はゼロでした。でも、ほぼボランティア同然で、続けてきた結果、有料でもお願いします。というお客が増えてきたんです。」
7-8割がリピーターという事。
自身で始める個人ビジネスは、最初こそ、空白・無収入の期間があるものの、軌道に乗って、評価と実績がついてきたなら、相応のお客が来るのでしょう。
2017年に資格取得したBさんは、氷河期に職を得られなかった若手や障がい者などの方向けに、社会的福祉の観点でキャリア支援を行っているようです。NPO法人などに所属し、毎日のように相談は絶えません。
収入は少ないまでも、キャリア支援の専門家として遣り甲斐を感じているようです。この領域は、キャリア支援者の人が足りないと感じることも多々あるとか。
こうしてみると、「キャリアコンサルタントの仕事がない」というのは、必ずしも正しくないような気もします。
キャリアコンサルタントに仕事がないと感じる人
キャリアコンサルタントに「仕事が無い!」と感じる人は以下の思い込みがあるかもしれません。
1.企業や組織はキャリアコンサルタントを必要としていて、仕事が得られるはず
2.一般の方(学生・会社員など)のみとキャリア相談したい
3.国家資格だから、平均年収以上の収入の仕事があるはず
残念ながら、すべての企業様がキャリアコンサルタントを即活用したい!と考えているわけではありません。「人事部に交渉したけど、仕事をさせてもらえない!」という声も多く聞きますが、組織に所属している以上、不可抗力な部分はあるでしょう。企業以外に所属して、待っていたら、ごっそり仕事が来るわけでもありません。これは、他の士業でも同様です。
また、キャリア相談を、学生や、一般の会社員の方のみと思っている点です。このような方は、そこまでキャリア相談したいというニーズはありません。
キャリア相談はどちらかというと社会的弱者の方々や、生活に慣れない外国人、仕事が得られない氷河期世代の方々にニーズがあります。こういった方々を支援する組織・団体はたくさんあります。
また、国家資格だからと言って、相応のレベルの収入が補償されるわけではありません。他の国家資格でも同様です。
「所属したら仕事がもらえる」、「一般の方がいい」、「平均年収ぐらいはもらえる」という制約条件から離れさえすれば、
「相応に仕事がある」
というのがキャリアコンサルタントの特徴かと思います。よって、決して、仕事がない資格ではなく、個人で動くモチベーションと、多くの収入を求めさえしなければ十分に活用できる資格と言えるでしょう。
また、やはり国家資格という事で、どのような仕事をするにしろ、お客様との接点では信頼が得られます。
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