日本人はなぜイミグレで会社名を書くのか?世界のちょっとした違和感('ω')

こんにちわ。世界の多様な働き方を研究・実践しているYACCOです。

日本人の方が初対面の方に自己紹介する際に、ちょっとした違和感があります。

通常、自己紹介は、多くの国で

名前 ➡ 仕事 ➡ 所属 の順番です。

"I am Tanaka, career consultant. I work for ABC company." がナチュラルな流れです。

しかし、日本では、結構多くの方が逆じゃないでしょうか。(海外慣れしている方は、前者になるかもしれません)

「私は、ABC会社の者です。ちなみに、海外営業部に所属していまして、名前は、田中と申します」

下手すると 名前を言うのを忘れて、('ω')。。

「私、ABC会社の海外営業の者です。どうぞよろしくお願いします」で終わってしまう方もたまにいます。(名刺を渡したなら、なおさら名前を言わない)意外と無意識にこうなっている方、結構多いです。

名前よりも、「所属」が強調されてしまう自己紹介って、結構外国人から見ると違和感あるようです。

日本人は、特にシニアな世代の方中心に 自分=会社 という同化が強く、そういった表現になりがちですが、その順番で英語で自己紹介すると、これまた違和感です。

"I work for ABC company, Thank you あ,, I am Tanaka" で終わってしまうと、

"Are you Mr. ABC ? " と勘違いされてしまいます。

イミグレカードになぜ会社名を書く?

通常、他国に入国する際に、入国審査でイミグレカードがあります。

書いたことがある方は多いと思いますが、その「Job」「Oppupation」欄に、日本人が堂々と「会社名」を書いてしまうのも、イミグレ審査官のあるあるネタです。(まあ、審査が通らないわけではないですが、、)

Jobですから、「Sales Manager」とか、もっとぼやかして「Office worker」と書けばいいのですが、なぜか、仕事=会社名になってしまうのも、日本人の特徴的なところです。

過度な同化はどうなのか?

もちろん、愛社精神が強いのは素晴らしいですが、今の時代、会社が一生面倒を見てくれない時代ですし、ずっとぶら下がるのも良しとされない時代です。

何らかの事情で、その会社を去ることになった際に、私=会社のイメージでいると、ショックが大きいですし、アイデンティティが失われてしまいます。多くの方が定年退職して、何かを失ったような気になるのは、この同化が強すぎるからでしょう。

また、「私はABC社に勤めてました!」だけでは、次の仕事も見つかりにくいのが現状でしょう。

自分=仕事(XX Manager, XX Leader) という捉え方で、見つめなおしてみるのも、必要かもしれませんね。

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