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働くをもっと「自由」に 個人に「キャリア力」を~自由に働けてますか?
働くをもっと「自由」に
日本における「働き方」は、はたして「自由」でしょうか?('_')
5か国以上で、人財業に携わった立場から見れば、日本はかなり「自由」を制約された働き方をしていると感じてしまいます。
確かに日本は、先進国として、生活の上での自由は享受はしているでしょう。しかしながら、「働く」上での自由度は極めて少ないといえます。
知り合いの外国人と話すと
「日本は観光としては最高だよね、でも働くのは遠慮したいな」という答えをよく聞きます。( ;∀;)
まさに令和時代に入った今でさえ、企業は新卒一括採用し、学歴主義、正社員主義、派閥主義(生え抜き主義)、企業主導キャリアは、何だかんだ、いまだに健在です。キャリアは組織におまかせ(希望は出せるが叶わない)、組織上での出世が皆が求めるものだという価値観など、まさに敷いたレールの上を通ってほしいというのが、日本にまだまだ残る働き方です。
敷いたレールから自主的におりることができず、メンタルダウンしてしまう就業者もいまだ後を絶ちません( ;∀;)
もちろん、自由の代償もあります。専門家として独立したくとも、日本では、フリーランスの立場は非常に弱く、専門性が活躍できる土壌にありません。弁護士や会計士などの専門職も、独立するよりは、大手企業の傘下に雇用されて、事務業を兼ねる方が収入が安定するといった現状も否めません。
しかしながら、働く「自由」が発揮する効果は計り知れません。考えても、自分が本来やりたい、やるべきタスクに取り組んでいる自分と、一方的に与えられた仕事とノルマをこなす自分を比較してみればどちらが、100%の力を発揮できるかは、一目瞭然です。(もちろん、個人の希望と組織の意向をうまくバランスと取る素晴らしい企業・組織も存在します)
米国の専門調査会社による「日本の熱意ある社員6%、世界132位の衝撃」(2018年)、「労働生産性 先進国下位」などデータも、その働き方の課題を浮き彫りにしてます。
世界の幸福度ランキングで、日本が全く上位に現れないのは、毎回「自由度」に課題があるからだという分析が有力です。
個人に「キャリア力」を
なぜ、いま「キャリア力」なのか?
では、少しでも「自由」に働くためには、どうすればいいのか?国・政権に働きかけるのか?組織にそういった仕組みを入れてもらうのか?
しかし、それよりも確実に早い方法があります(^^)
それは個々人の「キャリア力」を高める、「キャリア意識」を持つというものです。
「組織は変わることができなくとも」「個人は変わることができます」
「キャリア力」とは、ここでは、組織に頼らず、自分らしい自己実現ができる総合能力を意味します。それは、軸を持つということ、志(Vision)を持つこと、各種潮流に乗った専門知識・スキルを持つことなどが挙げられます。一般に、キャリア開発・キャリア実現をするための一連の能力といってもいいかもしれません。
個人の方が、「キャリア力」を意識し、高めることができるなら、「自由」な働き方に少しでも近づくことができると考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
~あなたのキャリアを一歩だけ前へ~