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TOEICって意味ある?大企業で起こっている異変。英語の未来。

(とある大企業の正社員)

TOEICが活かせない

「海外に行けるよと言われて、TOEICを頑張って700点取得したのに、なんでこんな国内業務ばかりなんですか!海外業務をもっとさせてください!」
「いや、海外事業所は今どんどん撤退してて、出向者の人件費も高いからっポストも減っててね、、上にはお願いしているから、もう少し待って・・」

(とある観光地の飲食店のアルバイトスタッフ)

飲食店のアルバイトスタッフ

「TOEIC?そんなもの勉強する余裕はないんですが、、毎日外国人相手なので、一日の半分ぐらい英語しゃべってます。でも、ちょっと受けてみたら800点でした。毎日話してますからね・・」

企業のTOEIC施策

企業のTOEIC施策

TOEICが一つの入社のアピール材料となり、管理職昇進の要件はTOEIC700点と、日本人ならでは、右へならえ!的に各社一斉にTOEIC取得を強化してきました。

ほとんど英語を使わない部署も、「みんな、運命共同体だ!関係なくても、受けるべし!」的な日本的横並び魂もあり、TOEICを社会人になったら受ける、点数上げるが常識でした。

しかし、上記のように、

TOEICは受けたけど、一言も全然使う機会がない!!!

という大企業の社員が増えています。これはなぜなのか?それは、


日本の電機メーカーを中心に海外でプレゼンスが高まらず、撤退が相次いでいます。また、健闘しているその他自動車などのメーカーでさえ、現地の物価高に伴う人件費高騰(出向者コスト増)で、昔ほど簡単に日本人を海外に送り出せません。

逆に、外国人あふれる観光地の小売店、旅館、レストランの従業員の英語力向上がすさまじいことになっているようです。

日本人は英語とどう向き合うのか?

日本人は英語とどう向き合うのか?

このような状況の中、日本人の英語はどうなっていくのでしょうか?
結論として、英語が不要になることはありません。

逆に今まで以上に必要となります。これは、
「TOEICを高める」ためではなくなります。
逆に英語ができないと死活問題です。

これからはTOEICは、日本企業が、日本人の英語力を図り、日本人が海外に出張して、出向してという使い方ではなくなりそうです。

あくまで、国内で当たり前のように使用するという現象が起こりそうです。これからは、外資系企業が増えてくるでしょう。今、日本企業の買収話もばんばん増えています。今、老舗の日本企業とされている企業も、いつ、外資系になるかわかりません。

つまり、TOEICという試験は乱暴に言えば、あまり関係しなくなり、最低限の条件として、社内での公用語、本国の上司とのコミュニケーションで英語ができないと困る時代になるでしょう。

英語は、目的に沿って、備えておきましょう。

TOEICに特急で備えておく

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