その独立危険！大手1社勤め上げ社員の独立が危険だと言われる4つの理由。

「え？独立されるのですか？」

「うん、もう、会社に使われるのはこりごりだしね。早期退職制度もあるし、大手でだいぶ経験を積んだし、経営コンサルティングを立ち上げようと思うんだ・・」

日本の基幹産業である自動車や電機産業が芳しくない今、企業は、多くの早期退職者を輩出しており、中には、独立を志向される大手出身の社員の方がいます。企業側も、独立を後押しするような環境も進められているようです。

しかし、いわゆる「大手1社勤め上げ」の方ほど、独立後に、かなりの苦労をしているのをお見掛けしますので、ここでお伝えをしておきます。

大手なのに、独立が危険なのはなぜか？

大手なのに、独立が危険なのはなぜか？については、以下4つの理由（要素）がありそうです（全ての方にはあてはまりません）

順番に解説しますので、これから独立されようという方は、参考にご覧ください。

１．集客力
２．自分磨き志向
３．年齢の壁
４．ザンネン顧客のリスク

１．集客力

まず、大手出身の方が苦労されるのは、圧倒的な「集客力不足」です。大手の社員の方ほど、集客に実感値として苦労されたことは少ない（C to Cの企業を除き）が故、

「お客は、広告を出せば来るもの」
「お客は、名刺を出せば、来るもの」

と錯覚する方を多く、お見受けします。