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ショック?「東大か京大以外は、どこも同じ」と言われる就活時代が来ます。
「What?MARCH,Sokei(早慶)って何?」
「えっとですね・・ 大学名の総称でして」
「大学名ね・・Oh Understood!Tokyo大学とかKyoto大学なら知ってるけどね」
Aさんは、新しく本国から派遣された人事役員へ英語で頑張って説明しています。
突然ですが、
「ドイツの有名大学を言えるだけ挙げてください」
「シンガポールの有名大学を言えるだけ挙げてください」
「オーストラリアの有名大学を言えるだけ挙げてください」
いくつ言えましたか?
え?
一つずつもいえない。。アメリカなら3つぐらい言えるのに・・
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☟こちらご参照
昔、海外にいる外国人30名ぐらいに同じ質問をしてみました。
「日本の有名大学を言えるだけ挙げてください」
ここで、同じことがおきます。
外国人にとって、Tokyo UniversityまたはKyoto Universityならわかる。けど、日本をよく知る人で、わずかにWaseda&Keioが言えるぐらいなものです。
就活と何の関係があるのか?
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近い未来の世界は、外資系企業・外国人の経営者が増える宿命からは逃れられません。
今でさえ、様々な外資による買収話が動いているのは、ニュースを見てお分かりになろうかと思います。
超円安時代、管理職になりたくない中堅日本人、人手不足、こういった環境はますます悪化し、外国人による経営は増えていくと思われます。
地方の事業承継で外国人が、継ぐというような話も進展しているようです。
年間80万人が減っている少子高齢化の日本では、若い有能な外国人が経営のかじ取り、人事権のかじ取りをすることが多くなる未来は、容易に予想できます。
そうすると、人事首脳陣も外国人がその人事・採用ポリシーを策定することになるでしょう。その際に、外国人が知っているのは、
Tokyo UniversityまたはKyoto University
ぐらいなものです。
「MARCH?SMART?何それ?」
「Tokyo UniversityまたはKyoto University ならすごいのはわかるけど、他は、同じ大卒でしょ。まあ、能力検査と実績次第で、選考パスすればOkだよね」
という外資的発想な世界になってくるかもしれません。
正直、日本の大学は、世界の大学ランキングに顔を出すこともない、世界ではマイナーな知名度しかありません。24年度で、東大がようやく29位という現状です。
これは、チャンスか脅威か?
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これは、チャンスとも脅威ともいえるかもしれません。
いわゆる、大手有名企業の多いMARCH以上も、大学名を武器に就職は難しくなるかもしれません。一方で、いわゆるそれ以下の大学については、大卒でさえあれば、能力次第で、大手外資企業に入ることも十分可能となってくる可能性があります。
現実、日本外資系にいる上層部は、さほど、日本の大手企業のように高学歴の金太郎あめ的でなく、様々な人材が働いています(本国からの派遣者は高学歴ですが)
これからは、いわば、外資系が求める英語力、専門性、論理的思考力、ITスキルを今から磨き、大学ブランドに負けないキャリア力の構築は必須になりそうですね。